フォト五七五のアルバム

写真の活用として短い詩を書いて楽しみたいと思います

金魚んのうちわ

2008-07-28 20:11:22 | フォト五七五


     扇風機とうちわ右手の読書かな


 コーリイ・フォードというユーモア作家の本です
「わたしをみかけませんでしたか?」
   ひょっとすると、わたしは透明人間になりかけているのではあるまいか。
という書き出しで始まっています。

わたしには、レストランのウエーターの姿が見えるのに、こっちが見えない。

そんな奇妙なことが起こったらどうしますか?

ユーモアのうちはいいけれど、誰にも相手にされないからと
自分の存在を示す為に人を殺した、という人が出てきている

世の中には透明人間にされている、または自分でそう思っている
人がいることに驚いた。

笑える本だと思って図書館から借りてきたけれど
逆にこんなことを考えてしまった。