咲き満ちて光線のごと薔薇崩れ
八重の花の蕊が見えて、充分に咲いた薔薇を
切ろうとして指を触れたら「ばさ」と崩れて花びらが
「はらはら」と散った、「どきっ!」とした
命の終わりのはかなさに遭遇した朝だった。
希望とは桔梗の蕾青き星
鎌田實著「それでも・やっぱりがんばらない」を読んでいる
その中に「フィールド・オブ・ドリーム」(夢のフィールド)
人生のなかに小さなスポットライトが当る空間
という言葉が出てくる
とても気に入った言葉だ。その言葉を
心の中で繰り返していたら、桔梗の蕾に希望が詰まっている
のではないかと思った。
桔梗の花が咲いていました。