フォト五七五のアルバム

写真の活用として短い詩を書いて楽しみたいと思います

池の水

2008-01-31 11:37:39 | フォト五七五
   

       寒の池一筋の水落ちる音


 池のある公園へ行ってみました
池には魚も見当たらず、人は誰も居ませんでした
池の上に以前井戸水として利用していた
湧き水があります。

その水が池に落ちて池の水を循環させています。
静まりかえった公園に池に落ちる水だけが
音楽のようなリズムで落ちていました。

寒蕨

2008-01-30 13:01:41 | フォト五七五
   


     公園の樹下はふかふか寒蕨



 寒蕨の花は秋に咲くらしく、1月28日に写したときは
葉っぱが一つあるだけでした。
もっと早く花に気付けば良かった


寒灯

2008-01-29 10:50:12 | フォト五七五
    


 写真を写した景色そのものを句にしようとして苦労しました。

商店街寒灯赤く・・・・・

寒灯街走りしバスの客五人

寒灯の商店街・・・・・・

露地のような商店街の冬灯

など作りましたが、しっくりいかずに
景色から離れて考えてみました。

そして一日を振り返って、足の痛みを克服し
穏やかな心で毎日過ごすことが出来る
ことを嬉しく思う気持ちを考えたとき
ふっと出てきたのが

   寒灯や良き一日の感謝かな

の句です。

夜明け

2008-01-28 09:39:03 | フォト五七五
    


 今朝7時05分の写真です
半月が綺麗だったので写しました。



    


 今朝6時02分の写真です。
写したままでは暗くてなにを写したのか見えませんので
明るく調整しました。

真っ暗なうちにオートバイの音がして朝刊の配達が来ます。
本当にご苦労様です。

万両の実

2008-01-27 13:51:42 | フォト五七五
    


      鳥群れて樹を渡る声実万両


 いつも散歩で行くお寺は沢山の鳥が来てとても賑やかです
樹の上を見るとぴーぴーと声を上げて、樹から樹へ飛び移り
素早く動いています。なにか食物があるのでしょうか。

サルノコシカケ

2008-01-27 13:45:35 | フォト五七五
    

      がんのようなサルノコシカケ冬日向


 公園の林の中を歩いていたら、樹の切り株に
沢山の「サルノコシカケ」が生えていた

サルノコシカケは白色腐朽菌や褐色腐朽菌で、
枯れ木や木材に生えて、腐らせるということです。

何層にもなって樹の切り株に張り付いている様子は
まるでがんのようなイメージを連想しました。

日に当って銀色に光っていました。

マンネンタケという薬にもなる
茸がありますが、それとは違います。

枇杷の花

2008-01-25 19:25:17 | フォト五七五
   


 一度枇杷の花の写真を写したいと思っていました。
ようやくそのチャンスが来ました

しみじみ花を見ると沢山の花が寄り添うようにして
咲いていました。顔を近付けてみると、ほんのり甘い香りが
あった。この枇杷は大きな木で一本ですが沢山の果実をつけます

去年は枇杷もぎりをさせてもらえました
その場で食べたりして種を散らすので
木の下には、沢山の苗が出来ていました。


露地で耐えてます

2008-01-24 19:11:38 | フォト五七五
   

     朝の気温マイナス三度露地で耐ゆ


 オーニソガラム コーダタム(偽海葱)<ニセカイソウ>です
別名:子持オーニソガラム・子持蘭・子持海葱(こもちかいそう)
などと呼ばれています。

南アフリカ原産で、耐寒性は弱です。3~4℃では無事ということですが
ー3℃になる露地に植えています。軒下ですので霜には当りませんが
薄情かと思いながら頑張ってもらっています。

初夏から夏に白い小さな花が房状に咲きます。

球根がどんどん大きくなりますが、際限なくというわけではなく
いつの間にかなにかの関係で小さくなったりしています。
葉が1mぐらいまで伸びます。手がかからないのでほっといても
大丈夫です。

藤棚の下で

2008-01-23 13:57:10 | フォト五七五
   

      飛行機雲西へ引くかな寒の空


 藤棚が綺麗に整備されていた
その下にオブジェのように石のテーブルと
椅子が置かれている。

藤棚の下から空を見たらどんな感じだろうと
その椅子に腰掛けて空を眺めてみた

四角に区切られた空はただ冬の澄み切った青空
以外に何も無かった。
しばらくしたら、飛行機雲が西へ綺麗な一本線で
引かれていくのが見えた。

空が青いのでその白い線がとても美しかった
其の後北の方に何かが飛んでいった
初めはヘリコプターかと思ったが
それは鳥たぶんカラスだろうと思います

ちょっと羽ばたいた後羽を伸ばしてシューっと
きれいに飛んでいく、トンビのような感じではなかった

ゆっくり空を見ているのも楽しいものです。