マタイ受難曲 BWV244 / バッハ
価格:¥7,264 (税込)
作曲:バッハ
指揮:小澤征爾
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
ユニバーサルミュージック/PHCP-11110/2
クリスマスというわけではありませんが、ついに買ってしまいました。
小澤征爾とサイトウ・キネンによる「マタイ受難曲」。
すばらしい!鳥肌が立つ!なんだか・・・ぼわーっとなる。聞き惚れる。
音楽を聴くという行為が、ここまで崇高で気持ちのいいものだとは気がつきませんでした。
「マタイ受難曲」はバッハの代表曲であるばかりか、西洋音楽の最高峰。3時間以上の大作です。
以前はリフキンの「マタイ」を聴きいていたのですが、こちらは学者さんの解釈によるもので、渋く味わい深いものでした。
しかし、この小澤=サイトウキネン盤はいい意味で現代的。そして小澤らしく緻密で精巧で力強い。
みぞおちワクワク、あたまクラクラ(古い!)
コラールという合唱部分があるのですが、これがいい。空間が清らかさに満たされていくような。
そしてこのオケはやはり、弦が魅力。決して厭きさせることなくグイグイ引っ張っていってくれます。
スピーカーの音量を上げて3時間通して聴きたいのですが、それはやはり無理。
地道に少しずつ聴いています。
現地松本市でのコンサートもNHKの放送も観ていないので、本番を体験できた方はうらやましい。至高の芸術に生で触れたのだから。
お金と暇があったら、小澤征爾の追っかけをしたいくらい。