国境の南/south of the border

ysaÿe design officeの いえ 音楽 旅

「ま、」「所謂」禁止令

2007-04-03 13:03:48 | 社会科
今日は日本語について。
最近はたと気がついて冷や汗が出たのですが、読書の時間よりもインターネットでテキストを読む時間が長いような気がしてます。
げ。
それで、それが人生にとって有用な時間かというと、そうでもない。
床屋談義に付き合っているという感じ。
旅や沖縄や音楽の話なら、大好きなので楽しく読めるのですが、社会や時事について書かれたウェブログなどを拝見すると、目頭が熱くなるというか、頭が痛くなることが多いのです。
とても貴重で学術的見地から分析なさっているブログもあるのですが(こちらは頭が下がります。ネットですから原稿料のないボランティアということですよね)、いかにも素人さんが「気に食わねえから」という動機で書いたとしか思えない記事を目にすると、やはり、お金を出して本を読んだほうがよかった、と後悔します。

どんな内容かといいますと、大体が暴言が多く、飛躍が多い。
そして「ま、」とか「所謂」が文中に入っている。

使用例
>ま、いわゆる・・・ということですね。

それで読者が何かを発見したとか、結論がわかったとかは一切ない。
世の中の流れや仕組みや成り立ちは難解で複雑で、とても一口では語りきれない場合が多いのに、それを「ま、いわゆる・・・」という言葉で強引に封じ込めて悦に浸っている。
自分以外は全部バカ、という本音がうっすら見えて気色悪い。
プロのライターなら決して書かない文書です。

あ、それと「こんにちわ」じゃなく「こんにちは」でしょ!

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