フランス粉と全粒粉のブール。
久しぶりに、よく焼けたので写しました。
レシピ本には、220℃で30分でしたが、うちのオーブンでは焼けすぎるので、190℃で32分。
・・・ちょうどよかった。
ちなみに「パン屋再襲撃」は、村上春樹さんの短編集です。
小説では、パン屋は閉まっていたので、かわりにマクドナルドを襲撃する、という妙な「使命感」が面白かった。
なんだか「クレヨンしんちゃん」のサブタイトルみたいですが・・・。
唐突ですが、パンが好きなのです。
それも田舎風の、あまり甘くない、お菓子ではなく「食事」で食べるようなやつ。
巷に菓子パンはあるけれど、どっしりとした食事用パンは、なかなかめぐり会えません。
いままで食べたなかでは、湯布院の山水館にある「山水館パン工房」のパンがおいしかった。
ああいう、天然酵母を使った田舎風のパンが好み。
そういうわけで、最近は暇さえあれば、自宅でパンをこねるようにしています。
しかもドライ・イーストではなく、「ホシノ天然酵母」をつかって。
この酵母のいい点は、まず、おいしい。とても風味があって味わい深い。
そして長持ちする。
時間がたてばたつほど熟成が進み、うまみが増すというわけです。
僕は素人なので、逆にドライ・イーストを使っておいしいパンは焼けない。
「ホシノ天然酵母」は、失敗せずに、おいしいパンが焼けます。
上の写真は「ホシノ天然酵母」を使って焼いた「全粒粉のブール」
全粒粉とフランスパン粉でつくります。
ハードなパンなので、薄く切って、生ハムやシチューと一緒に食べるとウマイ。
チーズを載せてもGOO!ワインがあれば、なおよろしい。
問題は時間がかかること。
ホシノ天然酵母から生種を作るのに25~30時間かかります。
前回は寒い時期だったので、まる一日コタツにいれていたら、ヨメさんからしかられました。(25~30度をキープしないといけないので)
そこで、この難問を解決できる「天然酵母」を発見。
パン材料でいつもお世話になっている大分市南王子の「Little Salt(県立図書館のすぐ近く)」の先生から教えてもらいました。
「白神こだま酵母」がそれ。
ぬるま湯に分量を振りかけて、5分で完成のすぐれもの。
30時間もコタツをつけっぱなしにしなくてもいいのがいい。
「白神こだま酵母」をインターネットで検索すると・・・。
天然酵母どころか野生酵母とまで謳っています。
天然のトレハロースを多く含み甘みがある。
発酵力が強いので、短時間でできる・・・などなど。
次回はさっそく、「白神こだま酵母」を使ってみましょう。
いまから、どんな味になるか楽しみです。
素朴がおいしい、天然酵母のパン
田辺 由布子 (著)
価格: ¥1,260 (税込)
大型本: 63 p ; サイズ(cm): 26
出版社: 雄鷄社 ; ISBN: 4277613810 ; (October 2005)
ホシノ天然酵母をつかってつくるパンのレシピ。
基本のつくり方が中心なので、とてもありがたいし、出来上がりはとてもおいしい。
もともとヨーロッパの人たちが食べる「パン」というものは、こういうものなのだ。
日本人にとっての「米」と同義語なのもうなずける。
「男でこんな本買って読むの、あんただけよ」とウチのヨメさんからは言われてますが・・・。
ブログネタがないときの、(困ったときの)料理編です。
適当に、読み飛ばしてください。って、困ったもんだ。
今回は、圧力鍋を使ってビーフ・シチューを作ります。
理想は「箸で裂ける牛肉」
圧力鍋を使えば、ニンジンも牛肉も柔らかくなって食べやすい。
手軽にできる欧風料理に挑戦です。
A
水・・・・・・・・・・1リットル
シチュー用牛肉・・・・500グラム
塩コショウ・・・・・・適量
ニンニク・・・・・・・1片
ローリエ・・・・・・・2枚
ブーケガルニ・・・・・市販のティーパック状のもの1
玉ねぎ・・・・・・・・1/2個
固形ブイヨン・・・・・1個
B
玉ねぎ・・・・・・・・1/2個
ニンジン・・・・・・・1本
ジャガイモ・・・・・・2個
C
市販のビーフシチューのルー・・・1/2箱
まず、圧力鍋にAの水を入れて火にかけます。
沸騰までの間に、フライパンで牛肉に「しっかしりと」焼き色をつけます。
ここで十分すぎるくらいに炒めておかないと、後で煮崩れしてしまいます。
玉ねぎは、大きめにザクッザクッと
ニンジンは「シャトー切」に
ジャガイモは大きめに切って、面取りをして
フライパンで炒めておきます。
圧力鍋のお湯が沸いたら、「A」の分量を投入します。
かなり熱くなっているので、火傷に気をつけて。
強火にしてアクをとりましょう。
蓋をして強火にします。
おもりが回転し始めたら、中火にして、加圧時間のスタート・・・15分です。
時間がきたら火を消して、蒸らし時間のスタート・・・10分です。
次に、Bの炒めたニンジンと残りの玉ねぎを、投入します。
しかしジャガイモは、後回しです。溶けるのが嫌なので。
先の要領で、加圧時間は5分、蒸らしは5分します。
次に、Bの残りのジャガイモを投入します。
先の要領で、加圧時間は2分、蒸らしは2分します。
蒸気を抜いて、他の鍋に移し市販のビーフシチューのルーを溶かせば、出来上がり。
煮詰めると味が濃くなって辛くなるので、そのときはお湯を足しましょう。
この日は、天然酵母で作った全粒粉の「自家製パン(こっちのほうが大変だった)」と一緒に食べました。
パンは食事用の、どっしりとして、固いヤツが好みです。
鍋料理は圧力鍋で時間短縮できるのですが、パン作りは時間がかかる。
気長に気長に、つくりましょう。
先日、ロールキャベツを作りました。寒い日などはフーフーいいながら食べる料理が一番。
野菜が多く採れるので体にもいいですね。
(1)まずキャベツの葉をはがして、さっと茹でて冷ましときます。剥がしにくいときは、水道を出しっぱなしにして水圧をかけると剥がしやすいです。
茎の厚い部分は包丁で削ぎ下のミンチに混ぜます。
合挽きミンチ・・・・・・・・200g
炒めた玉ねぎ・・・・・・・・1コ分
パン粉・・・・・・・・・・・大さじ2
牛乳・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩、コショウ、ナツメグ・・・適量
を混ぜ合わせ、よくこねます。(2)
(3)俵型に成形して(1)のキャベツの葉で包んでいきます。
このとき、葉っぱに小麦粉を茶漉しなどで軽く振って、包むようにします。
爪楊枝を刺して形が崩れないようにして、鍋に「隙間なく」並べていきます。
水・・・・・・・・400cc
固形ブイヨン・・・2コ
ローリエ・・・・・1枚
を入れて、落し蓋をして、鍋の蓋をします。
煮だしたら中火にして15分くらい煮ます。
休憩はスターバックスで買った「スラウェシ」。やはり紙でドリップ。
我が家では更に、トマトの水煮缶・・1缶と炒めた玉ねぎ・・1/2個を加えて20分ほど煮れば、できあがりです。
ジャッキー&ロイの「love sick」を聴きながら作る。
ヴァーヴ移籍の2作目であり、ボサノヴァテイストでお洒落な1枚。
昨日はヨメさんも子供もいなかったので、男の料理に挑戦しました。
といっても、ハードな料理ではなく、冬らしいあったかな煮物。
材料はすべて、近所の農家で採れた根野菜。
冬の根野菜は体を温める効果があるそうです。
1.まず、里芋の皮を剥き塩で「ぬめり」を取る。
2.大根は厚めに切り、角を取って、十字の隠し包丁を入れる。
3.鍋に水と一握りの米をいれ、大根と里芋を下茹でする。これでアクをとり、やわらかくなる。
爪楊枝でさしてやわらかくなったらOK。
4.今日は「ゆず」で煮ます。柑橘系の香りでさっぱりした味に。皮を包丁で削ぎ、千切りに。
5.取り出した大根と里芋と、水4カップとほんだし(適量)、砂糖大さじ2杯を鍋にいれ煮ます。
6.煮立ったら、薄口しょうゆ・・大さじ2杯、みりん・・大さじ2杯、酒・・大さじ1杯をいれて、落し蓋をします。ゆずの皮と搾り汁も入れます。
7.茹で汁が少しになったら完成。煮っ転がしのように煮すぎるのは好きではないので、汁をかけて盛り付けます。
コツは、ほんだしはケチらずに多く入れる(と、グッチ裕三さんが言ってました)。ゆずは入れすぎないように、上品に味付けをする。
煮物が好きでない子供も、ゆずの香りなので大丈夫。ふーふーしながら、残さず全部食べました。
残ったゆずの皮をお風呂に入れて、ゆず風呂に。
さて、こんな時のBGMは、って・・・なにも聴いてなかったよ。
来週は「ロール・キャベツ」の予定です。
すでに、なんのブログなのかわからなくなってきています(笑)。いやいや。