国境の南/south of the border

ysaÿe design officeの いえ 音楽 旅

パン屋再襲撃

2006-04-06 10:51:12 | レシピ



フランス粉と全粒粉のブール。
久しぶりに、よく焼けたので写しました。
レシピ本には、220℃で30分でしたが、うちのオーブンでは焼けすぎるので、190℃で32分。
・・・ちょうどよかった。

ちなみに「パン屋再襲撃」は、村上春樹さんの短編集です。
小説では、パン屋は閉まっていたので、かわりにマクドナルドを襲撃する、という妙な「使命感」が面白かった。


天然酵母でパンをつくるぞ~の巻

2006-03-13 11:23:08 | レシピ

なんだか「クレヨンしんちゃん」のサブタイトルみたいですが・・・。



唐突ですが、パンが好きなのです。
それも田舎風の、あまり甘くない、お菓子ではなく「食事」で食べるようなやつ。
巷に菓子パンはあるけれど、どっしりとした食事用パンは、なかなかめぐり会えません。
いままで食べたなかでは、湯布院の山水館にある「山水館パン工房」のパンがおいしかった。
ああいう、天然酵母を使った田舎風のパンが好み。


そういうわけで、最近は暇さえあれば、自宅でパンをこねるようにしています。
しかもドライ・イーストではなく、「ホシノ天然酵母」をつかって。


この酵母のいい点は、まず、おいしい。とても風味があって味わい深い。
そして長持ちする。
時間がたてばたつほど熟成が進み、うまみが増すというわけです。
僕は素人なので、逆にドライ・イーストを使っておいしいパンは焼けない。
「ホシノ天然酵母」は、失敗せずに、おいしいパンが焼けます。
上の写真は「ホシノ天然酵母」を使って焼いた「全粒粉のブール」
全粒粉とフランスパン粉でつくります。
ハードなパンなので、薄く切って、生ハムやシチューと一緒に食べるとウマイ。
チーズを載せてもGOO!ワインがあれば、なおよろしい。


問題は時間がかかること。
ホシノ天然酵母から生種を作るのに25~30時間かかります。
前回は寒い時期だったので、まる一日コタツにいれていたら、ヨメさんからしかられました。(25~30度をキープしないといけないので)


そこで、この難問を解決できる「天然酵母」を発見。
パン材料でいつもお世話になっている大分市南王子の「Little Salt(県立図書館のすぐ近く)」の先生から教えてもらいました。
「白神こだま酵母」がそれ。
ぬるま湯に分量を振りかけて、5分で完成のすぐれもの。
30時間もコタツをつけっぱなしにしなくてもいいのがいい。
「白神こだま酵母」をインターネットで検索すると・・・。
天然酵母どころか野生酵母とまで謳っています。
天然のトレハロースを多く含み甘みがある。
発酵力が強いので、短時間でできる・・・などなど。


次回はさっそく、「白神こだま酵母」を使ってみましょう。
いまから、どんな味になるか楽しみです。



素朴がおいしい、天然酵母のパン
田辺 由布子 (著)
価格: ¥1,260 (税込)
大型本: 63 p ; サイズ(cm): 26
出版社: 雄鷄社 ; ISBN: 4277613810 ; (October 2005)


ホシノ天然酵母をつかってつくるパンのレシピ。
基本のつくり方が中心なので、とてもありがたいし、出来上がりはとてもおいしい。
もともとヨーロッパの人たちが食べる「パン」というものは、こういうものなのだ。
日本人にとっての「米」と同義語なのもうなずける。
「男でこんな本買って読むの、あんただけよ」とウチのヨメさんからは言われてますが・・・。


ビーフ・シチュー 圧力編

2006-02-23 17:03:58 | レシピ

ブログネタがないときの、(困ったときの)料理編です。
適当に、読み飛ばしてください。って、困ったもんだ。



今回は、圧力鍋を使ってビーフ・シチューを作ります。
理想は「箸で裂ける牛肉」
圧力鍋を使えば、ニンジンも牛肉も柔らかくなって食べやすい。
手軽にできる欧風料理に挑戦です。
A
水・・・・・・・・・・1リットル
シチュー用牛肉・・・・500グラム
塩コショウ・・・・・・適量
ニンニク・・・・・・・1片
ローリエ・・・・・・・2枚
ブーケガルニ・・・・・市販のティーパック状のもの1
玉ねぎ・・・・・・・・1/2個
固形ブイヨン・・・・・1個
B
玉ねぎ・・・・・・・・1/2個
ニンジン・・・・・・・1本
ジャガイモ・・・・・・2個
C
市販のビーフシチューのルー・・・1/2箱



まず、圧力鍋にAの水を入れて火にかけます。
沸騰までの間に、フライパンで牛肉に「しっかしりと」焼き色をつけます。
ここで十分すぎるくらいに炒めておかないと、後で煮崩れしてしまいます。
玉ねぎは、大きめにザクッザクッと
ニンジンは「シャトー切」に
ジャガイモは大きめに切って、面取りをして
フライパンで炒めておきます。

圧力鍋のお湯が沸いたら、「A」の分量を投入します。
かなり熱くなっているので、火傷に気をつけて。
強火にしてアクをとりましょう。


蓋をして強火にします。
おもりが回転し始めたら、中火にして、加圧時間のスタート・・・15分です。
時間がきたら火を消して、蒸らし時間のスタート・・・10分です。

次に、Bの炒めたニンジンと残りの玉ねぎを、投入します。
しかしジャガイモは、後回しです。溶けるのが嫌なので。
先の要領で、加圧時間は5分、蒸らしは5分します。

次に、Bの残りのジャガイモを投入します。
先の要領で、加圧時間は2分、蒸らしは2分します。


蒸気を抜いて、他の鍋に移し市販のビーフシチューのルーを溶かせば、出来上がり。
煮詰めると味が濃くなって辛くなるので、そのときはお湯を足しましょう。



この日は、天然酵母で作った全粒粉の「自家製パン(こっちのほうが大変だった)」と一緒に食べました。
パンは食事用の、どっしりとして、固いヤツが好みです。
鍋料理は圧力鍋で時間短縮できるのですが、パン作りは時間がかかる。
気長に気長に、つくりましょう。


ロールキャベツの証明または定理

2006-01-19 15:14:17 | レシピ


先日、ロールキャベツを作りました。寒い日などはフーフーいいながら食べる料理が一番。
野菜が多く採れるので体にもいいですね。

(1)まずキャベツの葉をはがして、さっと茹でて冷ましときます。剥がしにくいときは、水道を出しっぱなしにして水圧をかけると剥がしやすいです。
茎の厚い部分は包丁で削ぎ下のミンチに混ぜます。

合挽きミンチ・・・・・・・・200g
炒めた玉ねぎ・・・・・・・・1コ分
パン粉・・・・・・・・・・・大さじ2
牛乳・・・・・・・・・・・・大さじ1
塩、コショウ、ナツメグ・・・適量
を混ぜ合わせ、よくこねます。(2)

(3)俵型に成形して(1)のキャベツの葉で包んでいきます。
このとき、葉っぱに小麦粉を茶漉しなどで軽く振って、包むようにします。
爪楊枝を刺して形が崩れないようにして、鍋に「隙間なく」並べていきます。
水・・・・・・・・400cc
固形ブイヨン・・・2コ
ローリエ・・・・・1枚
を入れて、落し蓋をして、鍋の蓋をします。
煮だしたら中火にして15分くらい煮ます。

休憩はスターバックスで買った「スラウェシ」。やはり紙でドリップ。

我が家では更に、トマトの水煮缶・・1缶と炒めた玉ねぎ・・1/2個を加えて20分ほど煮れば、できあがりです。

ジャッキー&ロイの「love sick」を聴きながら作る。
ヴァーヴ移籍の2作目であり、ボサノヴァテイストでお洒落な1枚。


里芋、大根、ゆずでどうだ!

2005-12-16 10:39:49 | レシピ

昨日はヨメさんも子供もいなかったので、男の料理に挑戦しました。
といっても、ハードな料理ではなく、冬らしいあったかな煮物。
材料はすべて、近所の農家で採れた根野菜。
冬の根野菜は体を温める効果があるそうです。

1.まず、里芋の皮を剥き塩で「ぬめり」を取る。

2.大根は厚めに切り、角を取って、十字の隠し包丁を入れる。
3.鍋に水と一握りの米をいれ、大根と里芋を下茹でする。これでアクをとり、やわらかくなる。
爪楊枝でさしてやわらかくなったらOK。

4.今日は「ゆず」で煮ます。柑橘系の香りでさっぱりした味に。皮を包丁で削ぎ、千切りに。
5.取り出した大根と里芋と、水4カップとほんだし(適量)、砂糖大さじ2杯を鍋にいれ煮ます。

6.煮立ったら、薄口しょうゆ・・大さじ2杯、みりん・・大さじ2杯、酒・・大さじ1杯をいれて、落し蓋をします。ゆずの皮と搾り汁も入れます。

7.茹で汁が少しになったら完成。煮っ転がしのように煮すぎるのは好きではないので、汁をかけて盛り付けます。
コツは、ほんだしはケチらずに多く入れる(と、グッチ裕三さんが言ってました)。ゆずは入れすぎないように、上品に味付けをする。

煮物が好きでない子供も、ゆずの香りなので大丈夫。ふーふーしながら、残さず全部食べました。
残ったゆずの皮をお風呂に入れて、ゆず風呂に。
さて、こんな時のBGMは、って・・・なにも聴いてなかったよ。
来週は「ロール・キャベツ」の予定です。
すでに、なんのブログなのかわからなくなってきています(笑)。いやいや。