鼓緒太

~on a journey with sound…

10/10【目指せ、生涯現役!】

2008-10-10 | 日記
 昨日よりは…。

 一応回復はしたっぽいけど。相変わらず冴えない体調今日10月10日は確か晴れる可能性の高い【晴れの特異日】とか言われているが、俺の体調同様、今日は冴えない曇り空…

 さすがの石原さんも自粛モードで、筋トレを休んでみた仕事とケガ以外の理由で筋トレを休むのは、とっても久しぶりだなぁ…

 




















 昼から都内で【ラフレディ】のリハ。本番2日前でありながら、まだ1度も合わせていない新曲もあったりしたけど、そんな曲も何とかなりそうなことが分かって…一安心

 毎回思うけど。

 この曲、本番で大丈夫かなぁ?…と思うことがよくある。

 …で、リハするわけだ。

 そこで、その不安な曲を1~2度合わせると、殆どの場合…根拠のない自信がムクムクとどこからか沸き上がってきて、何とかなりそうな気がしてくる

 …と、同時に…逆に、不安だったその曲を演奏するのが楽しみになってくる

 こんな感じに…。ちょっとしたことで演奏する時の気持ちは変化したりするわけなのだ(∪o∪)。。。音楽はそんな変化をダイレクトに客席に伝えてしまう側面を持っているので、演奏前の気持ちってのを俺はとっても大事にしている。

 …何が言いたいんだかよく分からなくなってきたけど(死)

 音楽ってのは、自分の感情と常にリンクしてるんだな…ってとこが俺にとっては面白くて…難しくて…でも、そこが魅力的…みたいな



















 …っていうか、日本語…おかしいね、俺(死)

 とにかく。2日後に新曲を演奏するのがとっても楽しみだということで




















 リハの後は、サントリーホールへ。今宵はチェリストのミッシャ・マイスキー氏のリサイタルがある。とある方からチケットをいただいたので、しばし【芸術の秋】を愉しんでまいりました

     

 さすがは広いホールにたくさんの人を集めるくらいの方である。とにかく、【空気の使い方】がうまいなぁと思った

 音楽って、常に音が鳴り続けるわけではない。時折、【休み】がある。いわゆる…【休符】があるわけで。

 もちろん…休みと言っても、実際に休んでいるわけではない。気持ちが休んでしまっては、音楽がそこで途切れてしまう。【休符】ってのは、要するに【音のない音符】ってだけである。

 今日の主役…M.マイスキー氏は、この【音のない音符】の扱いが非常にステキだった。音と音に挟まれた瞬間的に現れる無の空間が、生きてる感じ

 音がないのに…生きてる………マジ、かっけ~っ!

 …この【生きてる無の空間】を作り出すことのできる音楽家ってのは、俺の目指してる1つの形ではあるんだけど…それを作り出すのは簡単ではない。

 俺も客席の空気とか空間を支配できるようなピアノ弾きになりたいなぁ…

 そういや…このM.マイスキー氏。実家の父と同じ年齢らしく…しかも、誕生日も2週間ほどしか違わない………

 …素晴らしいっ!

 音楽って年齢による限界が基本的にないからいいよねー☆限界がないどころか、年齢と共に深みが増していったりするわけで。

 …とか、思ってみた

 俺もいつ死ぬか分からないけど。生涯現役ってのが理想だね





















 …っていうか。このダンディなM.マイスキー氏。数年前までサッカープレイヤーとして活躍してたラモスさんと似ているような…って、髪型とヒゲが同じだろってだけの話だがでも、M.マイスキー氏がチェロを持って舞台に登場した瞬間、【あ、ラモスだっ!!】と思ったのは、多分俺の他に最低1人はいたと思うんだけど(笑)






















 …とまぁ。頭痛薬を飲まなきゃいけない状況にはなりつつも、愉しむとこはしっかり愉しんだ1日は…終了

 もう明日は土曜日なのか…。1週間が早すぎる

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