Siena Creative Photo Awards 2021
Nature&Landscape Commended
Title「Deep Forest Fairies」
イタリアの国際フォトコンペティションSiena Creative Photo Awards 2021の受賞者が発表され
世界137ヶ国の写真家から応募された数万枚(昨年は4万8000枚)の作品の中から選ばれ入賞(Commended)することとなりました。
2021年10月23日にはSiena Awardsが主宰する「Siena International Photo Awards」「Siena Drone Photo Awards」の受賞者と共にイタリア.シエナにて授賞式が行われます。
こちらは大規模な授賞式の様で、この様な世界情勢を考えると中々難しい部分があり残念なところです。
その後、
"I Wonder if You Can" Exhibitionにて
10月24日〜12月5日までイタリア.シエナにて展示されます。
お世話になっております皆様、応援いただいている皆様、そして家族に感謝申し上げます。
【創造するということ】
コンテストについての説明より
このコンテストは写真のプロセスとイメージを使用する先見の明のあるアーティストを認識し、報奨を与えることを目的としています。それは、情熱と作者の深い感性から生まれた写真を探しています。それは、イメージを通して感情を表現する必要性から生まれた、周囲の現実のユニークなビューから生まれた写真です。私たちは、創造性のために呼吸し、生きるアーティストやユニークな魂を見つけようとしています。
Siena Creative Photo Awardsの審査は提出した画像が全てで、その過程でいかなる画像調整も認められています。
クリエイティブな視点が最も重要視され、創造するという面白さと難しさが共にあり。
これまでに存在しなかったコンテストで、新しい形なのだと思います。
昨今、画像の過剰レタッチ問題などSNSや一般のコンテストでも多く議論されるのを見かけます。
日本のコンテストでも、いかなる画像調整も認めるというコンテストはあるのですが、何故画像調整を認めるのか?という部分は触れられていません。
そして、様々な写真愛好家が入り乱れているのが現状です。
クリエイティブな視点に的を絞った点ではとても潔いというか、革新的なコンテストなのだと思います。
何故画像調整するのか?という根本的な理由は、とても大事なことの様に思うのですよね。
面白いことに、受賞画像を見ていると過剰レタッチと感じることはあまりなく、ただ素晴らしい作品が多いなぁと感じるのです。
日本で過剰レタッチを危惧するプロの方たちがどう感じるのか?
レタッチを使いこなしている、SNSで活躍している方々がどう感じるのか?
少々、興味深い部分です。
日本では、写真で認められると写真家、そして写真作家と呼ばれるのが一般的でそこが最終地点かもしれません。
しかし海外ではアーティストと認識される事もあります。
もちろん、アーティストにはアーティストの暗黙のルールの様なものがあり、それがなければアーティストとは呼ばれる事はないかもしれません。
話は少々変わるかもしれませんが、
ナショジオの表紙を二度も飾り、今も活躍つづける岩合光昭さん
もちろん皆さんもご存知の方が多いかと思いますが、岩合さんが一躍有名になったセレンゲティ国立公園で撮影した一連の野生動物の写真が世界で認められたのは
それまではクローズアップされる事のなかった、ある「事象」に着目したからなのだそうです。もし興味ある方は調べてみてください。
これを知った時に、その視点がクリエイティブであって大切な事なのだなと酷く納得したのを覚えているのですが、
もちろん、同じ視点で撮影してもアーティストになれるわけではなく。
模写や真似を続ける人がアーティストと呼ばれないのは歴史的にも当然ですよね。
昨今、マイノリティーが頻繁に騒がれますが、
マイノリティーであるという事は体験などからクリエイティブな事を生み出すには有利な事もあるのかと感じる事がよくあります。
欠点と思われた事が美点に変わるのはとても面白い事で、人生そんなに悪い事ばかり続かないのかもしれません。
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
<instagram>
@isseycraft
Nature&Landscape Commended
Title「Deep Forest Fairies」
イタリアの国際フォトコンペティションSiena Creative Photo Awards 2021の受賞者が発表され
世界137ヶ国の写真家から応募された数万枚(昨年は4万8000枚)の作品の中から選ばれ入賞(Commended)することとなりました。
2021年10月23日にはSiena Awardsが主宰する「Siena International Photo Awards」「Siena Drone Photo Awards」の受賞者と共にイタリア.シエナにて授賞式が行われます。
こちらは大規模な授賞式の様で、この様な世界情勢を考えると中々難しい部分があり残念なところです。
その後、
"I Wonder if You Can" Exhibitionにて
10月24日〜12月5日までイタリア.シエナにて展示されます。
お世話になっております皆様、応援いただいている皆様、そして家族に感謝申し上げます。
【創造するということ】
コンテストについての説明より
このコンテストは写真のプロセスとイメージを使用する先見の明のあるアーティストを認識し、報奨を与えることを目的としています。それは、情熱と作者の深い感性から生まれた写真を探しています。それは、イメージを通して感情を表現する必要性から生まれた、周囲の現実のユニークなビューから生まれた写真です。私たちは、創造性のために呼吸し、生きるアーティストやユニークな魂を見つけようとしています。
Siena Creative Photo Awardsの審査は提出した画像が全てで、その過程でいかなる画像調整も認められています。
クリエイティブな視点が最も重要視され、創造するという面白さと難しさが共にあり。
これまでに存在しなかったコンテストで、新しい形なのだと思います。
昨今、画像の過剰レタッチ問題などSNSや一般のコンテストでも多く議論されるのを見かけます。
日本のコンテストでも、いかなる画像調整も認めるというコンテストはあるのですが、何故画像調整を認めるのか?という部分は触れられていません。
そして、様々な写真愛好家が入り乱れているのが現状です。
クリエイティブな視点に的を絞った点ではとても潔いというか、革新的なコンテストなのだと思います。
何故画像調整するのか?という根本的な理由は、とても大事なことの様に思うのですよね。
面白いことに、受賞画像を見ていると過剰レタッチと感じることはあまりなく、ただ素晴らしい作品が多いなぁと感じるのです。
日本で過剰レタッチを危惧するプロの方たちがどう感じるのか?
レタッチを使いこなしている、SNSで活躍している方々がどう感じるのか?
少々、興味深い部分です。
日本では、写真で認められると写真家、そして写真作家と呼ばれるのが一般的でそこが最終地点かもしれません。
しかし海外ではアーティストと認識される事もあります。
もちろん、アーティストにはアーティストの暗黙のルールの様なものがあり、それがなければアーティストとは呼ばれる事はないかもしれません。
話は少々変わるかもしれませんが、
ナショジオの表紙を二度も飾り、今も活躍つづける岩合光昭さん
もちろん皆さんもご存知の方が多いかと思いますが、岩合さんが一躍有名になったセレンゲティ国立公園で撮影した一連の野生動物の写真が世界で認められたのは
それまではクローズアップされる事のなかった、ある「事象」に着目したからなのだそうです。もし興味ある方は調べてみてください。
これを知った時に、その視点がクリエイティブであって大切な事なのだなと酷く納得したのを覚えているのですが、
もちろん、同じ視点で撮影してもアーティストになれるわけではなく。
模写や真似を続ける人がアーティストと呼ばれないのは歴史的にも当然ですよね。
昨今、マイノリティーが頻繁に騒がれますが、
マイノリティーであるという事は体験などからクリエイティブな事を生み出すには有利な事もあるのかと感じる事がよくあります。
欠点と思われた事が美点に変わるのはとても面白い事で、人生そんなに悪い事ばかり続かないのかもしれません。
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
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