映画「交渉人 真下正義」

『踊る大捜査線』シリーズからのスピンオフ第１作。
クリスマス・イブを雪乃とデートするはずだった警視庁交渉課準備室課長の真下は、
室井管理官に呼び出され、東京の地下鉄の最新鋭実験車両の乗っ取り事件に挑むが…。


やはり時期的なものですが、JRの事故が頭をよぎりました。

全体的には緊迫感があって良かったが、もっと、交渉術を駆使したやり取りを観たかった。
期待とはちょっと違ったけど、テンポが良い。
さすが本広監督。

あの自信ありげで、なさげな頼りない真下役のユースケが良い。
『踊る大捜査線』のスピンオフだけど、こちらでシリーズ化しても楽しめそう。

『踊る大捜査線』のキャストもちょこちょこ登場してるし、おなじみ「カエル急便」も。
ちゃんと流れはくんでいるし。
新キャラ「木島さん」が特に良いです。全体に笑いの要素もあり。

ただ、ＤＶＤ化のことも考えて、クリスマス時期の話なのかな？

エンドロールでストーリー後のエピソード映像が挿入されるので、席を立つ人がいなかったです。

最初に「容疑者 室井慎次」の予告が流れました。
『青島、約束が果たせそうにない…』のセリフ、興味そそられます。
ラストでも室井編への伏線が敷かれたようなシーンがありました。
宣伝もまたうまいなぁ～。