solaのえそらごと

そら好きのたわいもない雑記帳です。
悪口、苦情以外、足跡を残してもらえると大変うれしいので、なんでもコメントください。

予告編「デスノート」

2006-07-09 23:19:30 | column
デスノートのダイジェスト版と劇場予告編を見ました。

「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」と記されたノートを拾った夜神月は、他人の名前をノートに書き込んでしまう。
その名前の人間の死を目の当たりにし、最初は恐怖を覚えた月だったが、やがて理想的な世の中を作るべく凶悪犯たちの名前を次々とノートに書き始める。
「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートするや否や、衝撃的なストーリーが話題となった大人気コミックの実写映画化。

ノートの表紙は画用紙?って感じで安っぽい。
小さなこだわりが感じられなかった。

冒頭部分12分を見たけれど、いらないシーンがものすごい多すぎる。
他にいれるべきシーンは色々あると思うけどなぁ。
何であんなに人を殺す場面を長々とやるのか分かりません。
しかも、原作の授業中に窓からノートを見つけた月がそれを拾うっていうのは分かるけど、雨の中びしょびしょに濡れているであろうノートを拾う不自然さが気になる。
ノートの使い方もあんなにでかい字で書いて大丈夫か?と心配してしまいました。
月の手が汚いし、字も汚い。

Lは見た目を似せてるけど、演技はどうなんだろう。

DVD「四日間の奇蹟」

2006-02-19 23:05:46 | column
暴漢に襲われる親子を助けたことで、左手の薬指の神経を断裂してしまった如月敬輔は、ピアニストの夢を断念した。
しかし敬輔は、暴漢から救った娘の千織が持つ天才的な音楽の才能に気づき、彼女の美しいピアノ演奏とともに日本各地の施設を慰問して回っていた。


映画は静かに淡々と進み、派手さはありません。
特に内容に真新しいものは無い、全体的に静かな映画です。
風景が美しい!!

石田ゆり子、尾高杏奈のメインキャストの演技、脇の西田敏行、松坂慶子ほかのキャストのしっかりした演技で観て損したという気分にはならない。
吉岡秀隆は、やっぱり吉岡秀隆。

3人の男女に舞い降りた奇蹟を描いたファンタジーなラブストーリー。

原作を読んでないのですが、こんなストーリーなのでしょうか。
劇場公開時は「第1回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作の大ベストセラーが、遂に映画化!」というような宣伝文句だったと思うけど、ミステリー??

映画「サイレン FORBIDDEN SIREN」

2006-02-18 00:04:30 | column
1976年、ある島で全島民が突如消失する事件が起きる。
事件から29年後、その島に家族とともに引っ越してきた天本由貴は、隣人から「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」との警告を受ける。


堤幸彦テイストを期待すると、やっちゃったなというのが見終わって最初の感想だろうと思う。

「サイレンが鳴ったら外に出てはいけない」、「『サイレン』の全貌は、決して誰にも明かさないでください」と和製シャマランみたいという感想でこんな筋だろうと簡単に想像できた。
大筋がわかった上で見ていたので、内容は「微妙」でした。

まあ、犬の名前が、オスメントだったりするしね。

ホラーという割には、怖さを感じるのは白塗りのお化けがアップで映るところくらい。

松尾スズキ、赤い服の娘、隠し部屋の写真、虫の意味は何?

まあ、展開のテンポが速めで間延びしなかったところは評価したいです。
最初のシーンでB級映画くささを感じましたが、B級映画としてはそこそこと思います。

細かいところで「くすっ」とさせる。

「サウンド・サイコ・スリラー」って、無理やりなきもするけど分類したらバレちゃうしなぁ。
ちなみに隣の席のおじさんはめっちゃ眠そうでしたし、おばちゃんが最後にボソッと「子供だましやなっ」と言ってた。

映画「親切なクムジャさん」

2006-01-02 22:54:26 | column
子供を誘拐した罪で服役中のクムジャは、囚人の悩みを聞いては、その悩みを解決していた。
やがてクムジャは囚人の中から自然に「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになる。

ビー玉よりも、ガッちゃん?!
あれは、ガッちゃんだよなぁ~??

人間の業の深さについて考えさせられるクオリティの高い作品であり、韓国映画の多様性を感じさせる1本だと思った。

前作のオールドボーイを見て、パズルのように複雑に絡み合ったエピソードが、最後にはぴたりと嵌るといった緻密な構成に魅力がある監督だと感じていたのですが、謎解きの部分が前半で完結し、後半では復讐のために進めてゆくというものになっていた。

終盤の復讐シーン。こんなパターンのおちは想像してませんでした。

親切なのか!?というか、女は怖いのです。

甘い恋愛ドラマではない韓流なので、ブームで見る人には痛いかな。


ちょっと前に見て、感想をアップするのを忘れていた。
『復讐者に憐れみを』のDVDを借りて、早く観たいなぁ。

映画「私の頭の中の消しゴム」

2005-12-30 22:48:04 | column
お嬢様育ちのスジンと、愛に懐疑的なチョルスは恋に落ち結婚する。
2人はさまざまな困難を乗り越えて一層愛を深めていくが、幸せな日々はそう長くは続かなかった。

日本のドラマ「Pure Soul~君が僕を忘れても~」が原作らしいのですが、どこまで忠実にリメイクしてあるのかオリジナルが未見なのでわかりません。

冒頭ではケバいイェジンも見られ、彼女の七変化も楽しめます。
前半の、惹かれ合い結ばれて幸せな二人の姿が、より後半の悲しい物語を際立たせ・・現実を知って苦しみ、涙する二人の演技にはただ泣かせる。

互いに相手を思いあう姿やセリフが泣けてくる。

ただ病については、キレイゴトに終わってると思いました。
主人公の病状が悪化してからの部分があまりにも短かったかなぁと思いました…。
ラスト、綺麗にまとめようとしてたけど、その後の二人の事を考えるとかなり切なく、重いです。

主演のチョン・ウソンは、ものすごくかっこいい。

CMで流れる曲がアンダーグラフに急に変わったのが観るまでは気になっていた。
調べてみたら、『私の頭の中の消しゴム』の挿入歌が、「風笛」(NHK連続テレビ小説「あすか」のメインテーマ)に酷似しているの件で、カバー曲という扱いに落ち着いたようですね。

とてもそんなことを感じさせないような、涙ほろりでした。
DVDが出たら、絶対買おう。

映画「同じ月を見ている」

2005-11-24 12:35:00 | column
10歳の時に出会った恋人・エミの病を治したい一心で医者の道を歩む青年・熊川鉄矢。
ある日エミの父親を死に至らしめた山火事事件の犯人・ドンが刑務所から脱走する。

土田世紀の同名マンガを、深作欣二監督の息子の深作健太が映画化。

さすがに深作健太監督。
以前のBR2に引き続きブレまくりのかっこいいつもりなんだろうなぁという変な場面がありました。

そんなに重要ではないはずの手術のシーンが少しリアルすぎて、ああいうのが苦手な人は直視できないだろう。

澄みわたる月の光が優しく包む。
ぶれてない映像は、比較的きれいだった。
しかし、ドンちゃんが火の中で…のCGはちょっと???と思った。

山本太郎のチンピラ役は良い味出してるし、復帰となる窪塚も良い感じ。

エディソン・チャンのドンちゃんはランニング一丁で画家って、山下清やんっ!!
良い人すぎやっ。
というか、なぜ日本人の俳優ではなかったのだろう。

ただひたすら医者になり女を助けることを目指しているてっちゃん、ホントにただひたすらピュアなココロを持ち続けるドンちゃん、そしててっちゃんの恋人でもあり2人の間を揺れるエミ。

そんな事で、ゆるせるのか~!!

「人間はココロがキレイなだけ汚れていく」が印象。

原作もあんな感じだったのかなぁ。
ツッコミどころが満載過ぎる~。

号泣のラストシーンとありますが、だれも号泣などしてません。
最後の砂浜に腰掛けてのシーンは不要。

映画「この胸いっぱいの愛を」

2005-11-19 21:53:32 | column
鈴谷は故郷の北九州・門司に帰るために飛行機に乗っていた。
ところが到着すると、20年前にタイムスリップしてしまい、10歳の自分とあこがれていた和美に出会う。

過去にタイムスリップしたことで、人生で大切な何かを見つけていく物語。
この映画のストーリーは、大切な人を亡くした人が何よりも願うことだと思います。

もう一度会って想いを伝えたい。
これは、きっと大切な人を亡くした人ならだれでも、思うこと。

観るにあたって、映画の題名を言うのが、ちょっとストレートすぎて恥ずかしい。

4人それぞれのエピソードがある基本的にはオムニバスだけど、ミムラ&伊藤のエピソード以外は、これで終わり?みたいな感じです。

それぞれ良かったんだけれど、いくつかに絞ったほうがよかったのではないのかなぁ。
個人的には、無鉄砲な若いヤクザの布川の話のほうをもっと見たかった。

ミムラがすごい黒髪似合います。
なだけに、2006年のミムラにはびっくり!!

ところで、映画の最後の部分は必要だったんだろうか。

全体的には「黄泉がえり」と「いま会いに行きます」を足した感じ。

DVD「深呼吸の必要」

2005-11-08 12:35:56 | column
派遣社員のひなみは、さとうきび収穫時のアルバイト「きび刈り隊」に応募し、沖縄にやって来た。
寝食を共にしながら、約7万本のきびを刈る作業に従事する。


映画の中の風景は美しく心いやされるような映画です。
深呼吸の必要とは、ピッタリの題名だなと思いました。

何か心に隠しておきたい物を持つ人達が、「話したくない事は話さなくていい」という自分を知る人のいない場所で働く日々を淡々と描いている。
大きな展開はなくてもいい物語なんだと思えて、見終わった後なんかやる気が湧く気がする。

若手の役者が多い作品で、さらっとさわやかな映画でした。
最後まで描ききらない手法と、登場人物に重い「語り」をさせず、くどくどとバックグラウンドを描かず、作品を通しての良い意味でのアッサリ感を出してます。

CG、火薬を大量使用したような映画を求める人には合わないと思います。

長澤まさみに対して、おばあが優しく接している場面は、微笑ましい。
沖縄いいところなんだろうなぁ、行ってみたいなと思いました。

まあ、映画だから多少は強引な展開も、唐突なセリフもある。でもそれが必要最小限で、伝えたいテーマ、メッセージに嫌味や押し付けがましさがほとんどない。

映画「タッチ」

2005-10-22 20:06:10 | column
あだち充原作の青春ラブストーリー
和也は野球部のエースとして活躍し、甲子園を目指していたが…。


ぜったいつまらないだろうとは予想しながらも、もしかしてと淡い期待を抱いてしまいました。
長澤まさみが可愛い。見所は長澤まさみ。
主役は誰やねんという気にはなるが…

なんかマンガが映画化されてるのが多いけど、やっぱりマンガのままのほうがいい。

朝倉南のキャスティングは難しいと思うので、長澤まさみでよかったと思うし、まあそれなりだったと思う。
何とも脚本が悪すぎです。突っ込みどころは満載。

野球部が試合会場に各自バラバラで現地集合するの!?という根本自体に疑問があるけど。
あと、あんまり意味の無い若槻千夏はどうかと思いましたが。

双子を起用しなきゃということで選ばれたんだろうけど、隣の人が映ってるのはどっち??って、ものすごい聞いてた。
見分けができないということは、演出失敗ですね。
双子で若手の俳優を使うことの危険性は『デビルマン』で実証済のはずなのに…

そして、主題歌の扱いも気になった。なんで!?

映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」

2005-10-21 18:17:31 | column
天才科学者リード・リチャーズ率いる4人のメンバーたちは、人類の進化に関わる実験のために宇宙へ飛び立った。
そこで宇宙雲のエネルギー光線を浴びたことにより、思いもよらない超能力が身についてしまう。


登場人物がおバカばっかりで面白かった。
突っ込みどころはもちろん多いけど、そこはそれ。
ストーリーなんてこのての映画には期待すべきではないのでしょう。

ジョークも交えて笑える所あり、映像も良し、ジェシカ・アルバも美しい。
ダーク・エンジェル以来かな、見たのは。

ただ、先に公開された能力がMr.インクレディブルとちょっとかぶる。
身体がゴムのようになると、どうしてもワンピースのルフィーに思えてしまう。

1作目ということもあり、キャラクターや能力の説明がストーリーの大半を占めてる。
ストーリーは簡単に言えば、突然能力を得た4人(5人?)がどのようにして能力を使いこなせるようになるのかという葛藤のストーリー。
やはり、続編を匂わせる終わり方だし。

次回以降、その能力の見せ方に期待したいと思いました。