solaのえそらごと

そら好きのたわいもない雑記帳です。
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映画「同じ月を見ている」

2005-11-24 12:35:00 | column
10歳の時に出会った恋人・エミの病を治したい一心で医者の道を歩む青年・熊川鉄矢。
ある日エミの父親を死に至らしめた山火事事件の犯人・ドンが刑務所から脱走する。

土田世紀の同名マンガを、深作欣二監督の息子の深作健太が映画化。

さすがに深作健太監督。
以前のBR2に引き続きブレまくりのかっこいいつもりなんだろうなぁという変な場面がありました。

そんなに重要ではないはずの手術のシーンが少しリアルすぎて、ああいうのが苦手な人は直視できないだろう。

澄みわたる月の光が優しく包む。
ぶれてない映像は、比較的きれいだった。
しかし、ドンちゃんが火の中で…のCGはちょっと???と思った。

山本太郎のチンピラ役は良い味出してるし、復帰となる窪塚も良い感じ。

エディソン・チャンのドンちゃんはランニング一丁で画家って、山下清やんっ!!
良い人すぎやっ。
というか、なぜ日本人の俳優ではなかったのだろう。

ただひたすら医者になり女を助けることを目指しているてっちゃん、ホントにただひたすらピュアなココロを持ち続けるドンちゃん、そしててっちゃんの恋人でもあり2人の間を揺れるエミ。

そんな事で、ゆるせるのか~!!

「人間はココロがキレイなだけ汚れていく」が印象。

原作もあんな感じだったのかなぁ。
ツッコミどころが満載過ぎる~。

号泣のラストシーンとありますが、だれも号泣などしてません。
最後の砂浜に腰掛けてのシーンは不要。