solaのえそらごと

そら好きのたわいもない雑記帳です。
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映画「ダニー・ザ・ドッグ」

2005-06-26 14:37:02 | column
バートという男の奴隷として、犬のような扱いを受けて育てられたダニー。
彼は主人のバートのために金を稼いでいた。
そしてピアノ…


リュック・ベッソン製作・脚本のアクション・エンターテインメントと聞いていたので、ジェット・リー主演だけれども、期待度ゼロ。

ジェット・リーが、命令で人を殺す「犬」のような役から始まる。
アクションだけでなく切ない感じの役柄で、アクションはやっぱりめちゃくちゃ強くかっこいい。
動物から人間に変わるまでの過程がとても温かく描かれてました。
「心」が芽生え、表情も豊かになって行く3人の日常のシーンはちょっと良かった。

ただ本作品の最大のミスは、「ニキータ・レオンに続く、心を引き裂かれる愛の感動アクション大作」というコピーです。
感動大作でもアクション大作でもなく、もっともっとささやかな小品でシンプルにまとまった作品。

首輪で、人間的な扱いをされなくてって、ちょっと前の事件が頭を掠める。

ジェット・リーということで派手なアクションシーンを期待される方には少し物足りないと思う。