2014年12月11日 No.2820 銀座の栄枯盛衰
昨日はアジアBセンターで赤ちゃんが生まれたお知らせがあったので銀座三越に行きました。普通ならば地下鉄日比谷線で銀座三越まで行くと駅から近く早いのだが、近頃時間に余裕があるときは都営バスで新橋に出て、銀座八丁目からから四丁目の銀座三越に行くようにしている。なぜならば健康の為に歩くこと、そして街の風情が分かる事です。
銀座で風情が変わった大きな出来事はやはり松坂屋が無くなったことだろう。銀座八丁目からテクテク歩いていくと右手前がサッポロビールのライオンビアホールがある。その左正面にポッカリ穴（空間）が開いている。そこが元松坂屋デパート跡で新築して今度は有名ブランドにテナントとして貸し出すことは聞いていたが、大きな市街地再開発工事になるようだ。
銀座六丁目10地区第一種市街地再開発工事の標識があり、裏に廻って見ると松坂屋の裏道の先の街区まで壊されて再開発ゾーンになっている。この裏道は松坂屋のみならず多くの商店の店舗があったのだが再開発にあたってこの道路は無くなっちゃうのか？3階くらいまでの空間（吹き抜け）を作って、この道路は存続すのか？しないのか？素人で六本木あたりに住んでいるよそ者の私には興味深い。
銀座も一丁目～八丁目まであるが、銀座のポイントは、昔・服部時計店いま和光を中心に時計回りに銀座三越～サッポロ銀座ビル～リコーの三愛かな？
いや違う。逆周りのリコーの三愛～サッポロ銀座ビルという人も居りますが、サッポロ銀座ビルも老朽化して松坂屋同様チョット遅れて現在空き地となりました。BVDの赤い広告の右の空間がサッポロ銀座ビルで、銀座通りを挟んだ丸いビルはリコーの三愛ビルです。
珍しい写真でしょう。昭和20年（1945）日本は無条件降伏し、ポツダム宣言受諾に基き連合軍に占領され、接収されPX（売店）になった服部時計店（現・和光）の前の風景です。GI（官給品という意味です）や水兵さんがいっぱいいます。
栄枯盛衰世の習い 銀座の裏通りを歩いてみました。だいぶ閉まっているお店がありました。更地にしている土地もありました。並木通りを歩くと、あの東京オリンピックのあった1964年頃の【ミニセリナ】の幻影に取りつかれます。あのピチピチした太もも、あの胸、あのエクボはどこへ行ったのだろう？もうおばあちゃんになって天国へ行ってしまったのかな？？？
わたしで我慢して！ナニナニ、ペコちゃんだ。ペコちゃんも危なかったね。元気で何よりです。場所は銀座と西銀座の間を走る外堀通りの角でピョコンと立っていました。もうクリスマスか？？？
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