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2011年12月16日 No.1747 セガンティーニ
先日損保ジャパンの本社ビルの42階の「損保ジャパン東郷青児美術館」に初めて行きました。そして初めて知ったセガンティーニの絵を鑑賞しました。再度申しますが恥ずかしながら、セガンティーニ(1858~1899)の名前もセガンティーニの画も初めて鑑賞しました。
母を3歳の時に亡くし父を8歳の時に亡くしたセガンティーニは少年院で養われ、不遇の時もありましたが彼の素晴らしい画の才能を見出した人にミラノの美術学校で学ぶことを進められて、昼は働き夜は絵筆を持って勤勉に画の習作に励みました。
この美術学校は伝統的な暗い色を使って聖書の物語や神話といった画風を教えていましたがセガンティーニは新しい考え方で農村や身近にある生活風景書きました。それはフランス人画家ジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875)の影響を多大に受けているそうです。だからセガンティーニは『イタリアのミレー』とも言われたそうです。
題名は『小屋に帰る羊の群れ』 (1883~1884)色調は暗いですね。羊は清純にして寛容だと言い伝えられセガンティーニはよく羊をモデルに描くそうです。
優秀だと思われる 絵描きには必ずと言っていいほど画商がついているものです。セガンティーニにはグルビチという画商が付いていて、セガンティーニの生活も助け、いろいろヨーロッパの美術の新しい動きを教え、売れる画のアドバイスをして,描いた画を買い取り、セガンティーニを紹介し、欲しい人に売るのが商売です。
グルビチは太陽がかがやき風景が色あざやかに見える山地で、明るさに満ちた画を描くようにセガンティーニに薦めたそうです。そこでセガンティーニは標高1800mのマロヤ村に妻と子供4人に下働きの少女バーバと少年で計8人で移住して下の画を描きました。
『アルプスの真昼』1892年作 モデルは13歳の頃住み込んだ下働きのバーバ・ウーフェルでこの頃は19歳でした。
セガンティーニはあまり裸婦は描かないそうですが、彼の思想や制作経緯に複雑な事があるようですが一点ありました。題名は『虚栄』ですが他の資料を調べたら『うぬぼれ』 『邪悪の泉』 『鏡に向かうヴィナス』等々の題名があるようです。勿論彼女は純血だそうですが、泉の中に蛇がおり、制作意図が難しく、作者以外には分からないのではないでしょう?私の推測ですがこのモデルもバーバ・ウーフエルではないかと思います。そして彼女はセガンティーニが41歳で死去するまで奉公していたそうです。
目に見えない心の中の思いを、目に見える絵に表すことを象徴主義というそうです。この頃ヨーロッパには象徴主義が広まったそうです。セガンティーニは《「生」「自然」「死」》という3部作の制作に執念を燃やしていましたが、途中腹膜炎を患い41歳で死去しました。
アルプス3部作(生)
アルプス3部作(自然)
アルプス3部作(死)
この展覧会を推薦して鑑賞を薦めてくれた友人に感謝します。そして最後に昨日のヒット数が3767件あった。ブログを書き始めての新記録である。再度感謝する。
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