新聞で男性の健康寿命は７０歳と知った。「健康上の問題で日常生活に影響がない」ことを健康寿命と定義づけている。一般には平均寿命が通用しているが、やや趣が違う。男性の場合、平均寿命は７９歳で、健康寿命との差は９年もある。本当？。ふとひらめいた言葉は「延命治療」。薬などで９年間を、ただ生きているだけの老人もかなりあるということか？もし、解釈が違っていたらご指摘ください。ちなみに女性の健康寿命は７４歳、平均寿命は８６歳。男性はとても女性に敵わない。
野党「維新の会」共同代表石原、橋元両氏は憲法解釈の相違などから、分裂することとなった。喧嘩別れではないことが救いだ。この二人が「維新の会」を立ち上げたとき本気か？と疑った。昔から「リーダーは一人」といわれている。個性の強い二人だ、長くは続くまいとは思っていた。それよりも、強力な野党の消えたことが残念だ。圧倒的多数をバックに、安倍はやりたい放題。一時期、民主党が政権を担当したが、その頼りなかったこと。安倍に対抗できる野党がほしい。(敬称略)
夕方、大きなニュースが飛び込んできた。北朝鮮が拉致問題の再調査を実施するという。これまで、他人の遺骨を提出したり、調査するというだけで実施しない北朝鮮だ。これが本当なら耳を疑うニュースだ。しかし、拉致されてから、時間が立ちすぎている。拉致家族の我慢も限界だ。信用できない相手だけに、今回も空手形に終わるのではないかと懸念される。最近は中国からの信用も下落気味の北朝鮮。ねらいは調査実施の交換条件の制裁解除だ。交渉術に長けた北朝鮮に油断するな。
暑さが話題になる季節となった。今日の当市最高気温は３２．４℃で、全国第１７位。当市は２００７年８月に４０．９℃の日本最高気温を記録し、昨年夏までの７年間、「日本一暑い街」だった。しかし、昨年夏、高知・江川崎に抜かれた。こんなことは、私にはどうでもよろしい。気温が高いと汗の止まらないことが問題なのだ。夏と冬はどちらがいいかと聞かれると冬と答えるが、理由は汗が出ないだけのこと。本当は寒さが大嫌い。汗が出ないから冬が好きと答えているに過ぎない。
今日、２７日は１９０５年に日本海で、日本海軍・東郷平八郎がロシア・バルチック艦隊を撃破した日だ。小国・日本が大国・ロシアを破った東郷は大いに株が上がり、私たち国民に、戦争賛美の機運を植え付けた。戦争には負けない。お上のやることに間違いはないとバカ正直な国民は信じこまされた。その後、太平洋戦争でこてんぱんにやられ、国民は戦争はやっちゃいけないと大反省した。戦争は絶対にいけないのだ。しかし、現実は各国とも軍備拡充に忙しい。戦争はやるなよ。
最近、地球上に「世界平和」なんてありえないと、つくづく悟ったことである。少なくとも、太平洋戦争終結後、７０年近く日本は平和だった。この間、朝鮮戦争、ベトナム戦争、カンボジア、イラク、ボスニア、シリア、アフリカ諸国など、昔から今まで、常時どこかで戦争、内戦をしている。近時、日本の周辺もきな臭い。キリスト、イスラム、釈迦などの教えはこんなことではないはず。このままでは、今後も、罪無き人民の命が失われるだろう。遠からず存在価値のない人類にきっと天罰が下る。
「東濃新報」は当市に本社を置く地方紙である。今日の記事に東海道線・丹那トンネル掘削当時の話が出ていた。開業当時は箱根を迂回し御殿場経由だったが、スピードアップを図るため、箱根山塊に長大なトンネルを掘った。水抜き坑も多く掘ったら、トンネル上部のワサビ田、湿地が涸れる悲劇があったらしい。当方面を通過するリニア新幹線のトンネルは、その点大丈夫かと、記事は警鐘を鳴らしている。私はそれよりもリニアは本当に必要なのかと、計画決定後も疑問視している。
以前にも文句をいったことがある。「けもの」へんと、「て」へんの区分がはっきりしないのである。ＴＶ番組「鬼平犯科帳」の「犯」の文字が、画面では「て」へんにしか見えない。画面から間違った字を覚えると、てえへんなことになる。ＴＶでは吉右衛門、錦之介、幸四郎、丹波哲郎と「鬼平」を４人が交互に演じているが、吉右衛門が最高だと思う。しかし、残念なのは、同じシナリオの番組を、配役を替えては映画製作しているから、すぐ筋書きがばれてしまうことだ。
縁の下は砂地で、雨の影響がなく乾燥している。今年もすり鉢状のアリジゴクの巣を一つ発見した。アリをつまんで投げ入れると、パッパッと砂をかけてすり鉢の底に引き落とし、大あごで体液を吸う。ぼてっとふくらんだ体に巨大な牙。正にモンスターだ。子供のころ、ぎごちない飛びかたのトンボを捕まえた。名前が分からなかったが、羽の生え方が珍しいトンボだと思っていた。これがアリジゴクの成虫・ウスバカゲロウと知ったのは、しばらく後だった。この近所で成虫は見たことが無い。
今年は春先から、ムカデの姿をよく見た。庭いじりの際、石を持ち上げると５センチぐらいのチビムカデをよく見た。その都度、可哀そうだが即座に抹殺していた。その後、家の中に、かなりのヤツが２度も出てきたが、いずれも抹殺した。ところが、昨夜のヤツは大きかった。威風堂々としているので、捕らえて虫かごに収容した。いつもなら殺処分するのに、今回は小を殺し、大を生かそうとしている。これはムカデがどれぐらい育つのか、少し飼って、様子を見たい気がしただけのことだ。