食べようと思っていた食べ物にカビを発見、カビだけ切って食べてもいいの?「良い食べ物と悪い食べ物がある」
仕事から疲れて家に戻り、さあ食べようと思って冷蔵庫を開けたら、なんと食べ物にカビが生えていた!なんていうことを経験された人はきっといることでしょう。そんな時、あなたならカビだけ切って残りを食べますか?それともあきらめて全部捨ててしまいますか?
オーストラリアの科学産業研究機関CSIROが、「カビさえ取り除けば、食べても安全な食べ物とそうでない食べ物」の識別を発表しました。
まず、カビとは一体何かと言うと、イースト菌やマッシュルームなどと同じような菌類。この中には、マイコトキシンという毒を発するカビがあり、これが生えた食べ物を口に入れると、食中毒を起こすのです。
まず、カビを取り除いても、決して食べてはいけない食べ物から紹介します。
肉などの煮込み料理・ソフトフルーツ(皮の硬いもの、小さな果実イチゴなど)・野菜・ペースト状のものやソース類・ソフトチーズ・パンやケーキ。
これらは、たとえ表面上の一部にカビが生えていても、すべて捨てるようにCSIROは説明しています。
そして、カビさえ取れば食べても大丈夫な食べ物は、チェダーチーズ・サラミや加工肉製品・ニンジンのような硬い野菜。
これらは高密度な食べ物であり、毒が入り込んでいかないからだそうです。
食べ物の安全性に関するポイントとしては、冷蔵庫をいつも5℃以下に保ち、物を詰め込みすぎないこと。賞味期限どおりに食べきることです。また、買い物するときに、パッケージが膨らんでいるようなチルド食品は、すでにバクテリアが生息しているので要注意です。
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