人生が楽になる格言
人生に迷ったときに紐解く、偉人たちの名言集。でも、ポジティブすぎる言葉は、ささくれだった心には付け入る隙がなく、感動がゼロになることも。
そんなときに読んでほしいのが、少々ネガティブな格言集。弱った心にすうっと沁みて、いつのまにか心も軽くなる。そんな効き目のありそうな名言を選んでみました。
どうして自分を責めるのですか? 必要なときにちゃんと他人が責めてくれるんだから気にしなくていいじゃない。―――アインシュタイン
そうそう。過剰な反省と自省はまわりまで暗くなっちゃいますよ!
真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑したり拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。―――カント
気がきかないとか話がつまらないとかで判断してはいけないということでしょうか。確かに女ったらしは女性の扱いがスマートですよね。
涙で終わった恋は、次の恋に対するちょっとした免疫になる。―――ウルスラ・アンドルス
お疲れさまでした。大人の階段をひとつ、登っただけ。その恋は決してムダにはならないのです。
純粋な恋は初恋だけである。―――ラ・ロシュフーコー
それを言ってはおしまい感がハンパないのですが、確かに当たっているような。相手のスペックなんて気にしませんでしたよね。
恋愛においては、あまり好きにならないことが、好きにならせる確実な方法である。―――ラ・ロシュフーコー
いつだって、好きな気持ちが強いほうが「負け」なんですよね…。コントロールできればいいのですが。
もっとも永く続く愛は、報われぬ愛である。―――サマセット・モーム
確かに。恋って自己中心な思い込みの産物だってことがよくわかります。
人が旅をするのは到着するためでなく、旅行するためである。―――ゲーテ
目標に向かって努力することも大事だけれど、その過程も楽しまないと損だと気付かされます。未熟な自分を楽しむ余裕を持ちたいものです。
この世でいちばん幸福な人は、僅かなもので満足する人であるので、偉い人やプライドの高い人たちは最もみじめな連中であるといえる。彼らを幸福にさせるには、実に限りない財宝の山がなくてはならないのだから。―――ゲーテ
似たような格言をもうひとつ。
人生に大切なことは五文字で言えば「上を見るな」。七文字で言えば「身のほどを知れ」。―――徳川家康
今の自分に満足していれば、その人がいちばん幸せといえます。でも、さまざまな欲をゼロにするのはつまらない! 夢を持ちつつ、現在の自分を愛でましょう。
あらゆる真面目なことのなかで、結婚というやつが一番ふざけている。―――ボーマルシュ
なんていうことを(笑)。そんな結婚、あなたはしたいですか?
女は非常によく完成された悪魔である。ヴィクトール・ユゴー
…そうですか。お腹ポッコリの悪魔や肌荒れした悪魔はかっこ悪いので、美容に務めてキレイな悪魔を目指したいものです。
ふつうがえらい ―――佐野洋子
今日もけなげにがんばっている、ふつうな人のあなたに「えらい!」
いかがでしたでしょうか。ちなみに、「いい人はどうでもいい人」という有名なネガティブワードがありますが、落ち込んだときには筆者は、高田純次さんのようにテキトーな「どうでもいい人」になることにしています。どうでもいいのに「いい人」だなんて、対外的にもとっても便利。
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