相次ぐ死亡事故の起こっている こんにゃくゼリーについて 2社のメーカー名が公表された。
一つはエースベーカリー(愛知県小牧市)の「ちぎりたて果熟園 蒟蒻(こんにゃく)ゼリー」
もう一つは下仁田物産(神奈川県海老名市)が製造し、ハーベスト(東京都町田市)が販売した「収穫のおかげ 蒟蒻ゼリー」だ。次の悲劇を防ぐするためにも是非下記の記事をご一読いただき、お子さんやお年寄りのいる家庭では ご注意いただくとともに お身内にそんな家庭があったらぜひ話題にして欲しい。
詳しくは下記をご参照
また、エースベーカリー社のこんにゃくゼリーについては訴訟も起こされている。
関連の保険 こども保険毎日新聞 2007年6月15日 22時30分
こんにゃくゼリー:業者・商品名を公表 国民生活センター こんにゃくゼリーによる子どもの窒息死亡事故が2件相次いだ問題で、国民生活センターは15日、当該のゼリーを製造・販売した事業者名と商品名を公表した。
事故後の被害防止策が不十分などと判断し、異例の措置に踏み切った。 同センターによると、事故を起こしたのは、エースベーカリー(愛知県小牧市)が製造した「ちぎりたて果熟園 蒟蒻(こんにゃく)ゼリー」と、下仁田物産(神奈川県海老名市)が製造し、ハーベスト(東京都町田市)が販売した「収穫のおかげ 蒟蒻ゼリー」。3月23日と4月29日、三重県と長野県でいずれも7歳男児がのどに詰まらせ死亡した。
エース製は全国で流通し、99年の販売開始以来、約1600万袋を販売。下仁田物産製は主に関東から関西にかけて流通し、現在、1日約2万袋を製造しているという。
同センターによると、5月23日の事故公表後、下仁田物産とハーベストに対し、商品の店頭撤去などの再発防止策を求めた。2社は注意書きやゼリーの形状を変える方針を示したが、回収には応じなかった。エースベーカリーは遺族が提訴の意思を示したため、対応を見送ったという。
ハーベストによると、事故後に商品を軟らかくし、底部の形を平面から三角に変える措置を取ったが「回収は経営的に難しい」とし、「遺族の方にはできる範囲で補償したい」と話している。
また、エースベーカリーはこの日、商品の回収を決め「ご遺族におわび申し上げるとともに、補償を含め最大限の対応を取る」とコメントした。同社が製造したこんにゃくゼリーでは、96年6月にも茨城県の6歳男児が死亡。両親が損害賠償を求めて提訴し、同社が5000万円を支払うことで和解していた。【板垣博之】