goo blog サービス終了のお知らせ 

事件と 保険

日々発生する事件と それに備える保険についてコメントします。

電気コンロから火災 保険は?

2006-11-26 | その他

電気コンロ、火事相次ぐ 無意識に電源、メーカーが改修(朝日新聞) - goo ニュース

 マンションに多く設置されている 電気コンロから火災が発生する事故が増えているという、という。 最近、宣伝されている最新型では無く 1988年
以前からある 古い形の電気コンロが出火原因となっている。

 この古いタイプの電気コンロ賃貸のワンルームマンションやアパートに多いとのこと、すんでいる人も気をつけて欲しいが アパート、マンションオーナーの方にもぜひ自分のアパート・マンションを点検して欲しい。
 自分自身でしなくても、管理の不動産屋に頼んでもいいだろう。

 さて火災といえば火災保険、アパートには、入居者の入る火災保険と 建物のオーナーが入る火災保険の両方が必要だ。
 火災により、入居者の家財が被害を受ければ、入居者の保険で 建物に受けた被害は建物のオーナーの保険で補償される。
 また、入居者の入る火災保険には、建物の原状回復のための借家人賠償責任特約がついている。失火の際に入居者が借りている部分の修理費用をまかなう保険だ。
 この借家人賠償責任保険は、借りている部分が対象となるので、建物全体がもえてしまったような場合、失火元の部屋の修理費用しか保険金が支払われない。
 そこで、その他の部屋の修理費用
にそなえて 建物オーナーも火災保険に入る必要がある。
 まれにではあるが、アパートオーナーが火災保険に入る必要があるということを知らないオーナーさんもいる。入居者の失火以外にも、もらい火や 放火によって建物が燃えてしまう場合もある。そのような場合に対する備えとして 自分の建物にはアパート用火災保険が必要だ。
 
 アパートの火災保険は、従来共同住宅割り増しという割り増しがついていたが最近はこの割り増しがついていない火災保険もある。また火災による家賃収入の減少を補償してくれる特約もある。火災保険も進化しているのだ。

 

  <事件と記事>
   電気コンロ、火事相次ぐ 無意識に電源、メーカーが改修

  2006年11月25日 朝日新聞

 マンションなどに設置されている電気コンロのスイッチが知らないうちに入り、火事につながるケースが後を絶たない。東京都内の件数は今年、過去10年間で最多ペースとなっている。主に88年以前の製品で、体や物がスイッチに触れて電源が入ってしまうのが原因。メーカー側はスイッチの改修を無償で実施している。

 東京消防庁によると、出火例が報告されているのは、賃貸のワンルームマンションやアパートなどに備え付けの電気コンロで、大手家電メーカーなど12社が製造。玄関と居間をつなぐ廊下に台所がある間取りが多く、住人が通る際にスイッチに触れ、火事につながることがあるという。こうした火災は同庁管内で毎年、20~30件台で推移していたが、今年は10月末時点で34件に上った。

 東京消防庁は88年、メーカー側に対策を要請。各社はスイッチの回りに防護ガードを取り付けるなど改善を施した。同年以前に出荷されたコンロも要望があれば無償で改修しているが、周知不足から進んでいないという。メーカー側によると、改修の対象となるコンロは88年以降の一部製品を含め、全国に約20万台あるとみられる。

 メーカー各社の問い合わせ先は、業界団体「日本電機工業会」のホームページに27日から掲載される予定。



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。