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事件と 保険

日々発生する事件と それに備える保険についてコメントします。

パリダカ 中止 保険はいかに?

2008-01-06 | セクハラ・パワハラ

 パリダカールラリーが急遽中止となった。通過するモーリタニアの治安悪化が理由だが、果たして保険は入ったいただろうか?
 このようなイベントの中止に備える保険が、興行中止保険だ。
国内で良くあるケースは、屋外施設でのイベントの悪天候による中止や、来日する出演者の体調不良などによる公演の中止などを補償するために加入する。この保険はオーダーメードの保険で、どのような場合に保険金を支払うか、どのような損害(会場費・広告費・チケット払い戻し費用等)に対して支払うかを提示し、ロンドンなどの国際的保険市場で保険の引き受け手を探して契約する。
 今回の場合は、テロと脅迫が原因となっている。テロが増えているこのご時勢では、テロが原因の場合は保険金を支払わないという条件がつく可能性が高い。そのような条件がついている場合は、今回のパリダカ中止に関しては保険金は支払われないだろう。
 保険料の算出には3週間から1ヶ月掛かるので、興行中止保険が必要な場合は早めの手配が必要だ。
 
パリダカ、初の中止 モーリタニアの治安悪化で(産経新聞) - goo ニュース

  • 産経新聞

 【パリ=山口昌子】5日、ポルトガル・リスボンをスタートする予定だったダカール・ラリー(通称パリダカ)は途中通過するアフリカ北西部のモーリタニアの治安悪化などを理由に、前日の4日になって大会の中止が急遽(きゅうきょ)、決まった。大会主催者が発表した。同ラリーは今回が30回の記念大会の予定だった。大会の全面中止は1979年のパリダカ開始以来、初めて。

 モーリタニアでは先月24日、武装集団がフランス人観光客らを襲撃、4人が死亡、1人負傷の事件が起きた。モーリタニア当局によると、犯人は国際テロ組織アルカイダの一派とみられ、現在も逃走中。仏外務省は今月3日、フランス人の同国訪問を控えるよう強く警告していた。また、大会本部ではこの事件を受け、大会を予定通り行うか中止かについてフランス、モーリタニア両国と協議していた。

 世界で最も過酷なモータースポーツといわれるパリダカの行程は5日にリスボンを出発し、サハラ砂漠を通過、20日にセネガルのダカールにゴールする9273キロ。今大会は、8連覇を目指す三菱自動車勢とフォルクスワーゲン(VW)勢を中心とする争いとみられ、日本からは過去2度優勝の増岡浩、篠塚建次郎、片山右京の各選手らが参戦する予定で、既にリスボン入りしていた。

 三菱は来年からディーゼル車両での参加が決まっているため、ガソリン車のパジェロで出走するのは今回が最後となるはずだった。増岡選手は「パジェロ最後の優勝ドライバーになりたかった。有終の美を飾りたかった。残念でなりません」とコメントした。


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