長谷寺 ゲストハウスいったん

よみがえりの聖地 熊野三山へ!





熊野本宮大社
熊野速玉大社
熊野那智大社

3社を総称して『熊野三山』と呼びます。

熊野三山は和歌山県の南東部に
それぞれ20km~40km
距離を隔てて位置しています。


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神話の時代から
神々が鎮まる黄泉の国の入り口
=よみがえりの聖地として
崇められてきた熊野。

険しい道をたどって、
神々の棲む
深い山奥へ
詣でることによって
穢れが落ちて生まれ変わるという
信仰が生まれ、
人々は熊野をめざすようになった。
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熊野本宮大社
(くまのほんぐうたいしゃ)



158段の石段をあがって



熊野本宮大社の御神門に到着!

全国3000余りの熊野神社の総本宮。

全国で熊野神社が最も多い県は千葉県。

この先からは写真NG。

主祭神は
家津美御子大神
(けつみこのおおかみ)
=スサノオノミコト

現在の熊野本宮大社は
明治22年の大洪水で流出を免れた
社殿を
移築したものです。




以前はこの鳥居の先、
『大斎原』(おおゆのはら)
と呼ばれる中州に鎮座していました。



鳥居までのこの参道周辺が
めちぇめちゃ気持ちよいです!



神武天皇が
熊野から大和に入る吉野の山中で
道に迷われ
その時、
天の神が
道案内につかわした
3本足の烏が八咫烏であるといわれています。


八咫烏は
太陽の化身で三本の足があります。

この三本の足は
それぞれ天・地・人を顕し

天は神様、地とは大地で
我々の住む自然環境を指しています。



なかよし



次は、熊野速玉大社をめざします♪



熊野速玉大社
(くまのはやたまたいしゃ)


主祭神は
・熊野速玉大神
=(イザナギノミコト)
・熊野夫須美大神
=(イザナミノミコト)



速玉大社から1km南、
速玉大社の元の宮である
神倉神社へ



538段の急な石段をあがっていきます。

距離は短いけれど、とにかく急!




ご祭神は
・高倉下命
(たかくらじのみこと)
・天照大御神

(あまてらすおおみかみ)


熊野の神が最初に降臨したという
ゴトビキ岩が鎮座。


きもちぃ~


次は、熊野那智大社へ向かいます。



熊野古道を通る大門坂

熊野詣で栄えた当時の面影を特に残していてます。






樹齢800年を越す老杉等に囲まれた
この石畳敷の石段は267段。

その距離600m余で

聖地「那智山」へと続いています



那智山参道入口






ひゃっほーっ!

鳥居をくぐって
振り返ってみる景色がサイコーです!



熊野那智大社の
主祭神は
熊野夫須美大神
(くまのふすみのおおかみ)
=イザナミノミコト

かつては『結宮』(むすびのみや)
と呼ばれていたそうで
人の縁や願いを結んでくれます。



導きの神、ヤタガラスを祀るお社もあります。



那智大社のお隣が
西国三十三所 観音霊場

第一番札所の青岸渡寺です!

長谷寺は八番札所。



神仏習合の名残を感じることができる貴重な場所です。



そして、境内から日本一の名瀑
那智の大滝!
(写真真ん中あたり)

ここから山を下って、
那智大社の別宮である滝龍神社へ向かいます。
(ひろうじんじゃ)



ここから石段をズンズン下って



飛龍神社です。

ご祭神は
大己貴命
(おおなむちのみこと)=大国主命


神武天皇が
熊野灘から那智の海岸に上陸した際
那智の山に光るものをみて、
この滝をご神体をされ大己貴命が祀られました。


やっぱり普段みている滝とは
感じ得るものが全くちがいます!



参入料300円で
お滝拝所舞台に入ることができて
大滝をより近くで拝できます。

今はだいぶ水量少なめです。



滝=自分=滝のような感覚になります!



今年はさらにさらに
自然と触れ合う時間を
たくさんもちたいとおもいます!


海外を旅して毎回思うことがあります。

「日本の自然は美しい!」

別格です!

さらに昔は手付かずの自然で
「そのまんま」だったでしょうから
そりゃ自然=神になりますわ。



『 伊勢に七度 
熊野に三度 どちらが欠けても片参り 』


以上、2泊3日の

谷瀬の吊り橋
玉置神社
熊野本宮大社
熊野速玉大社
熊野那智大社
 十津川温泉
(静響の宿 山水)
 湯の峰温泉
(ジェイホッパーズ)

を巡る旅でした!



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