おはようございます。いろはでございます。GWもいよいよ終わり今日から通常進行ですね!
連休中は予定がなかったぶん、個人的には休みが長く感じました。
GW期間中は、あまり平日と変わらぬ生活をしてまして、日中は休日リモートワークを実施し、ランチにダルバート食べに行ったり、夜は娘とNetfrix見たりしていました。
そうそう、思い立って山登りも復活させようと思い、行ってきたので記事にします!
(※スミマセン・・・、2話連載形式で本日の1話でも8,000文字以上ありますのでプチうざい(長い)記事です。通勤中にご覧になる方は注意願います・・・)
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このワタクシが元山ブロガーでこのブログが元山歩きブログだったこと(笑)を知る人も少なくなりました。
昔のYahooブログを移行した「Amebaブログ」に記事がありますが、最後の山登り記事は2015年の北アルプス剣岳登山記ですから、もう6年も前になります・・・。
そこから中国駐在を挟んで、向こうではちょっとしたお散歩山歩きはしたものの、本格的には歩かず、日本に帰ってきたら、次男の不登校だったりお仕事だったりで山を歩けていませんでした。
そんで去年からはコロナでしょ・・・。
アウトドアで密になることはないのですが、山登りができる地域って日本では長野とか山梨、富山が圧倒的にメジャーで彼の地域はとっても保守的で閉鎖的。
都会から人が来ることを忌避したい地元自治体は登山ネガティブキャンペーンを張って、山小屋なんかも閉鎖となったのでした。
パチンコとか飲酒と一緒で、山登りって「不要不急」に定義されやすいのです。元々「自然破壊」や「遭難した場合の消防・警察税金使うな問題」もありますから。
「コロナ禍の今に〇〇する必要はない」
本稿では〇〇に「登山」が入りますが、私が個人の行動規制や不要不急論に一貫して反対するのは、その〇〇を糧にしている人、産業として人生を捧げている人、余暇として楽しみにしている人がいるのです。
そしてその「〇〇」は必ず次に自分に跳ね返ってくるのです。
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なんせ、山歩きはなんと6年ぶり!!なため、復活の儀としては軽いところから行きましょうかね・・・。
神奈川から出ない範囲・・・ブログ記事に書く予定でもあったので、場所的には県からの要請を守る形で箱根をチョイスしました。あ、当然G.Wの「不要不急」自粛要請は無視しています。
丹沢もメジャーなんですが、箱根のほうがなんとなく山登り界では軟弱で楽な感じがしたんですよ。
朝7:00過ぎの箱根湯本商店街。
流石に誰も歩いていません。
本日はここから塔ノ峰に上がって明神ヶ岳、金時山方面に行けるところまで行ってやる!!という特に目的地もないテキトープランです。
もしワタクシが昔の杵柄でメチャ歩けてたら、乙女峠まで行って御殿場に下山・・なんてこともあるかもしれない・・・。
山登りあるあるなんですが、登山道の入口がよくわからないことが多々あります。
今回も、なんとなく国道138号をテクテク歩いて、「どっかに取付き(登山道入り口)があるんだろ・・・」なんて思ってたら、全然見つからずに、上塔ノ沢まで行ってしまった・・・。
明らかに行き過ぎたので、国道138号線をまた戻って時間のロスです。
戻りしなに箱根登山鉄道、塔の沢駅の入り口を見つけたので、人しか入れない狭い歩道(おそらくコレも公道かな)を入っていきました。
この歩道沿いにも古い家とかがあって驚きます。
荷物の搬入とかどーしているんだろ・・・。
だってこんな道ですよ・・・。
「箱根町」の道標と電柱かあって電気は来ているようですが、この沿道に住んでいる方々は流石に不便じゃないかな・・・。
そして、箱根登山鉄道「塔の沢駅」のところからハイキングコース入り口を見つけて一安心です。(AM7:38)
塔の沢駅から15分ほど歩みを進めて、登山道っぽいところを歩くと「阿弥陀寺」の入り口にやってきました。
朝も早いんですが、コチラではトレラングループの方々に追い抜かれます。
登山道を疾走する彼らにはスピードと体力は全然叶わん・・・。
阿弥陀寺。
調べてもあまり情報がなかったのですが、お寺の駐車場からここまで来るのにも10分程度掛かる立地に立派な境内があります。なんのお寺なんだろ・・・。
こちらではハイカー用のトイレが整備されていました。
写真奥の右手が「塔ノ峰」方面の登山道になります。
登山道は狭く、道はいきなりの急登から始まります。
急登と行っても神奈川レベルの登山道で、北アルプスの本当の「急登」とは違いますけどね・・・。
塔ノ峰まで40分とありますが、果たして6年ぶりのハイキングでコースタイム通りに歩けるだろうか・・??(AM8:09)
久しぶりにハイキングに来たのですが、息を荒くしてゆっくり登っていくと、山と一体になった気になれるのを感じます。
コレも山登りの魅力です。
過去の経験から山登り最初の1時間は「慣らし」ということで、意識的にペースを落としてゆっくりと登ります。
ここでペースを上げて疲れてしまうと、その疲れは下山するまで一日取れませんから。
特にトレランをやっている方を横目で見ていると、どーしてもペースがあがりがちなんで気を付けないとです。
結構距離あるな・・・。
なんとなく、光がさしてきて、傾斜もゆるやかになったので、頂上が近いはず・・・と思ってから結構距離がありました。
塔ノ峰山頂(AM8:41)
先ほどの道標から32分。意識的にゆっくり歩いたので、コースタイムが若干甘めに設定されているということが判ります。
新緑はキレイですが、眺望もないし、水分だけ取って次を目指します。標高は566mで箱根湯本駅の標高100mから450m程登ったことになります。
ザックを降ろして休憩したタイミングだったのと、日が出てきたので日焼け止めを顔に塗っておきました。
日焼け対策や足のマメ対策は早め早めに処置しておかないと後で後悔しますし、歩行中はこういうことも面倒くさくなるのは経験で分かっていますからね。
明星ヶ岳まではここから115分。
距離ありますね・・・。
塔ノ峰から明星ヶ岳方面は、眺望はないものの気持ちの良いぽっくりとした道が続きます。
あらら林道に出ちゃいました。
しばらく舗装された林道を歩きますが、G.Wということで車通りもたくさんあるので気を付けて歩かないと・・・。
箱根の林道は車を飛ばす人が多いので、林道歩きは実は山道よりキケンだと思っています。
ドライバーからするとやっぱりワインディング道路で走りが楽しくなっちゃうのかな。普通の乗用車でもスキール音ならしてカーブを走ってます。
コーナーを猛スピードで攻める車もありますので、車の音が聞こえたら、最大限の注意を払って道の端によります。特にカーブではインコース側は絶対に歩かない方が良いです。
山登ラーとしては、林道歩きが出てくると損した気分になる方も多いかと思います。
俺は舗装道路を歩くためにココまで来たんじゃないっ!!ってね(笑)。
15分ほど舗装道路を歩くと、再度、山道に入るようです。(AM9:14)
登山道あるあるの木の根っこ山道・・。
登りフェーズでは特に問題ありませんが、下りフェーズだと木の根っこに足を引っかけて転倒することがあるので、結構危険・・・。
登りは体力でガンガン行けますが、下りでの転倒は絶対に避けなければなりません。
考えてみると登山靴や、登山用ストックだったり、山登りの道具って「登り」フェーズより「下り」フェーズで役ただつものが多いです。
登りだけだったら、普通のスニーカーなんかでも全然大丈夫というか、登山靴よりむしろそっちの方が歩きやすいですし、ストックも全然いらないです。
下りでは、くるぶしまでサポートしている軽登山靴はゴロゴロ転がっている石から足を守ったり、転倒を防ぐためのストックはすごく役に立ちますから・・・。
ちなみに本日の山歩きではストックは持ってきてません。縦走や荷物が重いときはダブルストックは特に下りフェーズで役に立ちます。
今回の行程は全体的に視界が良くなかったのですが、少し景色が開けたところもあって、得した気分になります。
明星ヶ岳~明神ヶ岳の登山道の魅力の一つはこの笹原の道を気持ちよく歩けることです。
明星ヶ岳(924m)(AM10:29)
箱根湯本から標高差は820m、歩行開始から3時間ということで、流石にここいらで座って休憩しましょう。
ここで行動食タイム・・・。
山登りの際はこういう、ハイカロリーな総菜パンか甘いパンを持ち込むのがいろはスタイルです。
お湯を沸かしてカップラーメンをランチに食べる方がなぜか多い山登り業界ですが(笑)、私は食べ物は下界で降りたときにビールと共に頂きたい派(笑)なんで、お昼ご飯ってのは食べなくて、行動中はテキトーに食べて水分を補給するだけです・・。
セブンイレブンのフィッシュバーガーは高カロリーで安くて、偶に買って夜食とかに食べていたので実績アリで買ったのですが、山で食べてこんなに不味いとは思わなかった(笑)
電子レンジであっためないと、パンはボソボソして、山登り中で口の中がが乾いているのか、なかなか呑み込めない・・・。
これからの気温が高くなる季節の行動食は、こういう総菜パンじゃなくてゼリー飲料の方が良いということを思い出しました・・・。
続きます・・・。
昼間は注意してゆっくりと走っています。
歩く人とか自転車が多いので、要注意ですね。
それにしてもそんなに間隔空いてたんだ。
今回の記事は所々いろはさんの「志」みたいなものを感じました。
ぜひ安全な下山で美味いビール飲まれますように!
高尾山は舗装道路が多めなのがマイナスポイントです(ー ー;)
登山は一生の趣味なので磨きをかけちゃってくださいませ(^u^)