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irocco diary

東京から来たお嫁さんに捧げるブログ ★東京から北の国の小さな町に嫁いで来て数年たちます。そんな私のお気楽日記 ♪

犯人に告ぐ

2008年08月19日 | 
雫井脩介さんの『犯人に告ぐ』読みました。読みやすかったので、一日で読み終えましたよん。誘拐もので、刑事ものです。DVDになっていたので、そちらも観てみました。主演はトヨエツでした。“ヤングマン”というあだなの刑事なので、ちょっとイメージがことなりますが、映画ということで、やはり、華のある役者さんが選ばれたのでしょう。どちらの、犯人もいわゆる、引きこもり系の男の子でしたが、時代を象徴していますよね。なんだか、暗~い気持ちになってしまいます。

砂漠の船

2008年08月18日 | 
篠田節子さんの『砂漠の船』読みました。今の日本の家庭のどこにでもあるような話ですが、悲しいことに崩壊に向かっているのです。家庭というスタイルが、ひとつの型には収まることのできないものになっているのでしょう。家庭を守るということは、言い換えると家庭を縛るということになるのですね。<ノーカントリー>程過激ではないですが、根底に通じるものがあるように感じました。読み応えのある一冊です。

リトル ターン

2008年04月09日 | 
遅ればせながら『リトル ターン』&『ロスト ターン』読みました。私は、リトルターンの方が良かった。説教くさくないところがいいです。ロストターンは、きっとこれからもっと年を重ねてからの方が心に響くのでしょうね!

持たない暮らし

2008年04月03日 | 
下重暁子さんの『持たない暮らし』中経出版。495円。ひさしぶりに、自腹で買いました。いい本でしたよん。すぐ物を買ってしまうので、それではいかんと思い、この本を教訓にしてなかなか買わない人に成長したいです。できるかな?できるかな?(できないかも!)

博士の愛した数式

2008年02月27日 | 
小川洋子さんの『博士の愛した数式』を遅ればせながら、読みました。心温まるいいお話でした。最近の小説に多い、殺人や暗さやひりひり感とは一切関係なく、ほのぼの・安らぐ・思いやる・友情・愛情‥‥といったキーワードを感じさせるものでした。心の通うお付き合い♪とってもいいです。陽だまりのような愛またまた結構です。幅広い年齢の人に支持されていることが納得です。

容疑者Xの献身

2008年02月15日 | 
東野圭吾(ひがしのけいご)さんの『容疑者Xの献身』読みました。東野ワールドに引き込まれて、半日で読み終えましたよ!さえない容疑者ですが、応援したくなっちゃいましたねぇ。容疑者の愛は重いですが、愛とは重いものだと思います。重いものが苦手な人は恋に徹しましょう。

虚貌

2008年01月17日 | 
雫井脩介さんの『虚貌』読みました。暗い題材ではありましたが、どんどん引き込まれてしまいました。読み応えのある作品でした。人物がていねいに描かれていて分かりやすかったです。なかみをみろよ!というメッセージどしんと心に響きました。

魂もえ!

2007年07月09日 | 
桐野夏生さんの、『魂もえ!』読みました。一日で読み終えましたよ~ん。もっとハレンチチックなお話かと思っていたのですが、ところがどっこい!!女の自立の話なのでした。結婚前に1人暮らしをしたことがない人はぜひ!!読むべきですね!映画化されたと聞きましたので、観てみたいです。

柔らかな頬

2007年06月01日 | 
桐野夏生さんの『柔らかな頬』読みました。読み始めたら、止まらない。2日で読み終えました。<神隠し>のような話で、夜眠る時はチト怖かったです。全体に暗い話なので、クラ~イオーラが私にも伝染してしまいました。『OUT』もすごかったですもの。最近ろくなドラマがないので、ぜひ『柔らかな頬』もTVか映画になってほしいです!(もうなっていたりして?私が知らないだけかも。)

秋の森の奇跡

2007年04月20日 | 
林真理子さんの『秋の森の奇跡』を読みました。いつもの軽いタッチの内容もありましたが、20代30代向けではなくて40代からそれ以上の人のものでした。雑誌の掲載だったのですね!知りませんでした。恋愛話も楽しかったのですが、なんと言っても、親の介護の話が心に残りました。いつまでも親には元気でいてほしいですが、誰にでも訪れる老いに、目を背けてばかりではいけないのでしょうね!少しづつ心の準備をしていかなくてはと考えさせられました。そして、自分も人生の春・夏は過ぎて秋に入ってきてしまったのだと実感しました。暗くなってもしかたありません!せいぜい素敵な秋にしたいものです。