平日朝。
いつもの様に通勤電車の中で惰眠を貪っていました。
長年の経験から、いつもの様に降りる近くの駅で起きた・・・と思って駅を見ると、まだ、三分の二程度しか来ていません。今日は、ちょっと勘が狂ったかなと再度寝る体制に入ろうとすると、身体に違和感を覚えます。
そう、首を寝違えていたのです。(゜´Д`゜)
・・・いや、それだけではありません。
久し振りのエマージェンシーコールが打ち鳴らされていたのです。(´Д`;)
色々な経験を経て悟ったこと。それは、我慢は禁物だということ。
以前の山行で起こった惨劇「決戦!鈴が坂の戦い」などの経験を糧(教訓)として、あれから、思い立ったが吉日(使い方違うって)、早め早めのケアを心がけ、今日まで日々をつつがなく過ごして来たのです。特に自分の場合は、気がついた時点で投了寸前の棋士の如く、詰めろな体制に追いやられていることが多く、もしかしてという疑念を持った時点で動き出さなければ、大変な苦しみを味わうこととなることを、両神山と共に心に焼き付いているのです(トラウマ?)。
そして、今。
そんな平穏な生活を送っていた自分は、この予兆をどう捉えるかを考えていました。ここで席を明け渡していいものか、寝ていればおさまってしまうのではないか、と。何しろ、最近ただでさえ足りない睡眠時間のため、ここでの惰眠は、生命維持に関わるような重要なライフライン。それを振り切って満員電車に揺られる道を選ぶのは、出来れば避けたいところ。しかも、運の悪いことに次に到着する駅は、都内でも屈指の乗車率を誇り、ホームへの入場制限がかかってしまうほどのマンモス駅です。ここは我慢の方向で・・・
と、そんなマンモス駅に到着したとたん、小波が去ったと安堵する間もなく津波を引き連れてやってきたのです。『喉元過ぎれば暑さを忘れる』、平和ボケをしていた自分をたちまち戦場に追いやるような衝撃。思い出される悪夢。そう、このエマージェンシーコールの重大さをなぜ忘れていたのかと、小一時間問い詰めたい気分です。とはいえ、この駅で降りたとしても迷い人が出るほどの巨大駅のこと、収容施設を見つけることだけで一苦労ですし、そんな苦労の末に見つけた中では、大行列が出来て居たら目も当てられません。
ここは我慢、しばらく我慢、そう言い聞かせて、ある程度人が空く駅まで乗っていこうと決意します。そして、多くの人を乗せて出発したその瞬間、唐突に我慢の限界がやってきたのです。そう、例の事件から過保護に育ててしまった結果からなのか、すっかり我慢を知らない我が侭な性格に育っていたのでした。
次の駅に到着する前から、ドアに移動する無粋な乗客という視線を浴びつつ、ドアが開いた瞬間に飛び降ります。しかし、待ち受けるのはエスカレーター。歩みが止まっただけでなく、動いて誤魔化していたいという気持ちを打ち砕く所業にボルテージは一気に最高潮に達します。幸運にも目的地は、改札そばに設置されていたため大惨事は免れましたし、中に飛び込んでいけば、有難いことに誰も並んでいないではありませんか。小さい駅に降りたことを感謝です。しかし2つある個室は、両方使用中となっており、一人並んで待つこととなったのでした。
気を紛らわそうと、携帯でも見ようとするのですが、カチカチと開けたり締めたりを繰り返すだけで、文章は何も頭に入りません。そろそろ、危険水域の上を超えるのではないかと思い始めたところには、無意識のうちに手がベルトを外していたりと、錯乱状態は続きます。オナラかどうかのロシアンルーレットをたしなみつつ、一人並び続けるも数分経過したにも拘らず、出てくる気配がありません。そう、大きな駅では、人も多いですが、それに伴って個室の数も多いので、篭城者が多数になっても上手にローテーションする可能性が高いのです。反面、小さな駅は、競争倍率は少ないように見えて、たまたま篭城するものが数人居るだけで、こう着状態を作り出してしまうのです。そんなチョイスまで怠ってしまった自分は、今は、ただ、待つしかないのです。
と、トイレットペーパーの金具が奏でる金属音が聞かれた時には、安堵のあまりか、その音に呼応するかのように、お腹の中では夏祭りのような大騒ぎ。ピーヒャラ、ドンドンと祭囃子か花火の音か、ひたすらそんなビートを我慢をしていると、
カチッ
・・・おいおい、おいおい、おいおいおい。
神経が鋭敏となり五感が研ぎ澄まされた今の状態ですから、紙をカラカラとかき鳴らした個室から聞こえた、携帯を開く音を聞き逃すはずがありません。あら、すっかり余裕なんでしょうね、と冷静なことを考えながら、軽く殺意が芽生えます。かれこれ5分以上待った後、そろそろ上から水でもまいて追い出そうか、扉をぶち破ろうか、駅舎に駆け込んでしまおうか、と本気で考え始めた頃、ようやく個室が開いたのです。しかも、携帯ではない方が。
隣では、まだメールを打っているかのようなコトコトという音が聞こえますが、終わってしまえば、先ほどの殺意もどこへやら。そんな些細なことは、まったく気にもなりません。
それにしても、危なかった・・・。
いついかなる時でも、この教訓は忘れずにいたいものです。皆様もご注意くださいませ。
いつもの様に通勤電車の中で惰眠を貪っていました。
長年の経験から、いつもの様に降りる近くの駅で起きた・・・と思って駅を見ると、まだ、三分の二程度しか来ていません。今日は、ちょっと勘が狂ったかなと再度寝る体制に入ろうとすると、身体に違和感を覚えます。
そう、首を寝違えていたのです。(゜´Д`゜)
・・・いや、それだけではありません。
久し振りのエマージェンシーコールが打ち鳴らされていたのです。(´Д`;)
色々な経験を経て悟ったこと。それは、我慢は禁物だということ。
以前の山行で起こった惨劇「決戦!鈴が坂の戦い」などの経験を糧(教訓)として、あれから、思い立ったが吉日(使い方違うって)、早め早めのケアを心がけ、今日まで日々をつつがなく過ごして来たのです。特に自分の場合は、気がついた時点で投了寸前の棋士の如く、詰めろな体制に追いやられていることが多く、もしかしてという疑念を持った時点で動き出さなければ、大変な苦しみを味わうこととなることを、両神山と共に心に焼き付いているのです(トラウマ?)。
そして、今。
そんな平穏な生活を送っていた自分は、この予兆をどう捉えるかを考えていました。ここで席を明け渡していいものか、寝ていればおさまってしまうのではないか、と。何しろ、最近ただでさえ足りない睡眠時間のため、ここでの惰眠は、生命維持に関わるような重要なライフライン。それを振り切って満員電車に揺られる道を選ぶのは、出来れば避けたいところ。しかも、運の悪いことに次に到着する駅は、都内でも屈指の乗車率を誇り、ホームへの入場制限がかかってしまうほどのマンモス駅です。ここは我慢の方向で・・・
と、そんなマンモス駅に到着したとたん、小波が去ったと安堵する間もなく津波を引き連れてやってきたのです。『喉元過ぎれば暑さを忘れる』、平和ボケをしていた自分をたちまち戦場に追いやるような衝撃。思い出される悪夢。そう、このエマージェンシーコールの重大さをなぜ忘れていたのかと、小一時間問い詰めたい気分です。とはいえ、この駅で降りたとしても迷い人が出るほどの巨大駅のこと、収容施設を見つけることだけで一苦労ですし、そんな苦労の末に見つけた中では、大行列が出来て居たら目も当てられません。
ここは我慢、しばらく我慢、そう言い聞かせて、ある程度人が空く駅まで乗っていこうと決意します。そして、多くの人を乗せて出発したその瞬間、唐突に我慢の限界がやってきたのです。そう、例の事件から過保護に育ててしまった結果からなのか、すっかり我慢を知らない我が侭な性格に育っていたのでした。
次の駅に到着する前から、ドアに移動する無粋な乗客という視線を浴びつつ、ドアが開いた瞬間に飛び降ります。しかし、待ち受けるのはエスカレーター。歩みが止まっただけでなく、動いて誤魔化していたいという気持ちを打ち砕く所業にボルテージは一気に最高潮に達します。幸運にも目的地は、改札そばに設置されていたため大惨事は免れましたし、中に飛び込んでいけば、有難いことに誰も並んでいないではありませんか。小さい駅に降りたことを感謝です。しかし2つある個室は、両方使用中となっており、一人並んで待つこととなったのでした。
気を紛らわそうと、携帯でも見ようとするのですが、カチカチと開けたり締めたりを繰り返すだけで、文章は何も頭に入りません。そろそろ、危険水域の上を超えるのではないかと思い始めたところには、無意識のうちに手がベルトを外していたりと、錯乱状態は続きます。オナラかどうかのロシアンルーレットをたしなみつつ、一人並び続けるも数分経過したにも拘らず、出てくる気配がありません。そう、大きな駅では、人も多いですが、それに伴って個室の数も多いので、篭城者が多数になっても上手にローテーションする可能性が高いのです。反面、小さな駅は、競争倍率は少ないように見えて、たまたま篭城するものが数人居るだけで、こう着状態を作り出してしまうのです。そんなチョイスまで怠ってしまった自分は、今は、ただ、待つしかないのです。
と、トイレットペーパーの金具が奏でる金属音が聞かれた時には、安堵のあまりか、その音に呼応するかのように、お腹の中では夏祭りのような大騒ぎ。ピーヒャラ、ドンドンと祭囃子か花火の音か、ひたすらそんなビートを我慢をしていると、
カチッ
・・・おいおい、おいおい、おいおいおい。
神経が鋭敏となり五感が研ぎ澄まされた今の状態ですから、紙をカラカラとかき鳴らした個室から聞こえた、携帯を開く音を聞き逃すはずがありません。あら、すっかり余裕なんでしょうね、と冷静なことを考えながら、軽く殺意が芽生えます。かれこれ5分以上待った後、そろそろ上から水でもまいて追い出そうか、扉をぶち破ろうか、駅舎に駆け込んでしまおうか、と本気で考え始めた頃、ようやく個室が開いたのです。しかも、携帯ではない方が。
隣では、まだメールを打っているかのようなコトコトという音が聞こえますが、終わってしまえば、先ほどの殺意もどこへやら。そんな些細なことは、まったく気にもなりません。
それにしても、危なかった・・・。
いついかなる時でも、この教訓は忘れずにいたいものです。皆様もご注意くださいませ。
仕事の途中でも車を停めて、
キジ撃ちが出来るありがたさを実感しますた。
恐ろしいのはマムシだけw
仕事途中にキジ撃ちって…いやいやいやいや、都会・田舎とか関係なくダメでしょう(笑)。ちゃんと借りて下さいよ。
それが当然ということでしたら、高知って恐ろしい所ですね…。
だって山間部回りの私の仕事は
そこらにトイレ無いんでつ・・・ ;0;
かいねこ → かいねこさん
なるほど~。
何でも自分の常識だけで判断してはいけませんね。確かにその状況であれば、仕方ないですね。
大変なお仕事ですね。そんなお話を伺うと自分の出来事なんて些細なことのように思えてきます。といっても、東京でキジ撃ちは出来ませんけどね(笑)。
やればできるんだなと思いました。
がんばれ猫さん
・・・・・。
いっ、一本っ d( ̄□ ̄;)!!
>女の子はお花摘みでしたね
女子の場合
小でも大でも「お花摘み」なんですか?
教えて~! 教えて~!!
ねこさん 板をお借りしてスマソ。
はじめまして!
こんなので一本頂いてよろしかったでしょうか・・・?(笑
あまりにも衝撃的だったので、何度もチラ見しちゃったのを覚えています。
まさに一本・・・ダメダメ
トシちゃんへ
>女子の場合
>小でも大でも「お花摘み」なんですか?
知りません!(笑
実際「私、お花摘みに行ってきますわ」なんて言う上品な女性居ないですよね・・・?居ます?
新田次郎さんの小説にはよく出てきますけど。(笑