市川稔の米(マイ)情報

日本、ガラパゴス化を避けよ

日本の産業の中で自動車生産関連は裾野が広く極めて大きなもの。

中国は今や世界最大の自動車市場になった。

その中国では自動車の電動化を国家を上げて推進している。

なにせ、一党独裁国家だから決めたら実行が早いのだ。

民主主義の欠点は有権者の合意を得るのに時間が掛かること。

仕方ないことだが・・・


ただ、企業は政府ではないので時代の変化に合わせて世界で戦っていかねばならない。


気になる記事が・・・


中国の電気自動車用電池メーカーであるCATLがドイツに初の海外工場建設するという。

BMW、ダイムラー、VW、英ジャガーランドローバー、仏グループPSAなど向けにEV用電池を広く供給するためという。

決まっているとすれば日本企業にとっては脅威だ。


EV用電池大手の中国CATL 独に海外初の工場建設


しかも、


アメリカの「テスラ」が中国に工場建設するという。

もちろん、アメリカ以外への進出は初めて。


テスラ、電気自動車の現地生産を中国・上海で計画


テスラ、中国でEV生産 上海に米国外初の工場


東洋経済


テスラはパナソニックと共同で電池生産やっているますよね。


どうなるでしょうねぇ?


中国は技術の集積を図る目的もある。

日本企業は技術流失をどう防ぐかという大きな問題もある。




ところで、


欧州と中国が自動車の電動化に前のめりになっている。

世界最大の自動車市場である中国が2030年には完全電動化の方針出している。



完全EVの場合、必ず充電しなければならない。


日本の場合、マンションやアパートの駐車場ではたぶん無理。


アメリカもテスラは一戸建て高級住宅街のところで売れている。


日本では、トヨタ筆頭にHVが売れている。

ガソリン使う。

日産のeパワーはエンジンで発電してモーターで走る。

燃費良いがガソリン使う。



今、日本で売れている欧州車はディーゼルが多い。

小生もそうだ。


どうも、なんだか、現状と一致しない点が多いと思うのだが。


自分的には完全EVがシェア占めてきたら充電場所はどうみても足りない、足りなくなると思うだが。


だけど、



先進国と中国はEVが進み。

途上国は従来エンジンという構図か。



日本は中途半端?


日本メーカーも国内市場は売上の1割とかもあるし、生産でみても2割とか3割とかもある。



トヨタの社長が危機感満載で会見開いていた。


世界マーケットがどうなるか?


日本の基幹産業である自動車メーカーの戦略に注目したい。

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コメント一覧

まーさん
ホンダのビジネスジェット
三菱のMRJ
この対照的な2例でグローバルスタンダードがいかに大切かを思い知らされます。
トヨタがMRJにならないことを祈ります。
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