市川稔の米(マイ)情報

北海道を訪問してきました

たった2日間ですが北海道に行ってきました。

3軒の農家を訪問。

そして、仲間の会社(米家きゅうさん札米、おむすびきゅうさん経営)との打ち合わせも。

朝、6時に家を出て8時のフライトで9時過ぎには新千歳に到着、帰りは18時半のフライトで21時半には帰宅。

現地滞在時間をめいっぱい多くする。

むかわ町

北竜町

美唄市

たまたまご縁をいただいた3つの地域と3軒の農家を訪問しました。

むかわの農家は水田25ha、麦や大豆など合計90haほどやっている農業法人。

北竜町の農家は米専業で有機栽培と特別栽培だけを行う農家。
家族経営です。
有機栽培という言葉もはっきりしていない時代から取り組んできた筋金入りの農家。
先代が昭和48年から有機栽培に取り組んできたというので長い歴史があります。

美唄の農家も米専業で主食用と肥料米半々の経営。
肥料米は直播で取り組んでいます。


皆さん、お時間いただき有難うございました。
現場に行き、お話しを聞くことで少し理解できました。
皮膚感覚で感じることが大切だと改めて思いました。


空港から車で案内してもらったので時間も有効に使えました。

Kちゃんありがとうございました。

カーナビ付いていないクルマですが、iPhoneでの無料ナビで案内。
高いカーナビは不必要だなど改めて思いました。



今回感じたこと。


米農家、減反も含めて手厚い補償制度が農家のふところを温かくしている。

H22産が相場の底でした。その年から戸別所得補償制度始まりその後23年産、24年産と値を戻しました。

この補償の金額は規模大きい農家ほど金額増えるので経営が劇的に改善されています。



政治の世界では農業は大変だ。

平均年齢も高い。

だからなんとかしなければならない。


と、なっています。


高齢化は日本全体に起こっている現象であります。


はっきりしていることは高齢の農家で農地持っているがやめる場合は近隣の農家が引き受けるでしょう。

これから10年20年は専業農家には土地が集約されるのは目に見えています。

引き受ける方はどれだけが適正なのか見極めて規模拡大することになるでしょう。


政治の世界では

「日本の農業は大変だ」

「だからなんとかしなくてはならない」

「輸出だ」

「6次産業化」

だと大騒ぎしている。



小生が行く先の農家は皆さん豊かです。

ひとことで言えば「余裕」です。


政府からこんなにお金もらってしまっていいの?


これが実態ではないでしょうか?


農業問題を論じるには「品目」を論じなければならない。


現状は「米」に特化して補償している。



小生心配するのは


「もらったお金」


では幸せにはならない。


ということです。


人間は弱い動物です。


苦しい

より

楽がよい



しかしそれでは肝心の「人間」そのものがダメになってしまいます。


汗と涙


知恵と努力

骨身を削り一生懸命に働く


そうして得たお金は有難みがある。



一律にお金は配られるというのはよくないと小生は思います。


こういう政策の時、こういう時期に次の一手を考えてなにをするか?



そこが問われているのではないかと思っています。



販売業者はどこも苦しんでいます・・・



追伸
札幌で調子に乗って飲み過ぎました。
4人で2件目のワインの店に行き短時間に3本空けた・・・。
S社長ごちそうさまでした。
反省し昨晩はノンアルデーにしました。
今朝は快調です(笑)

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