市川稔の米(マイ)情報

国営企業

どうも、本質から離れた議論が多いように思われます。

小泉内閣が実施しようとする、郵政民営化のことです。

知っていましたか? 飛行機の運賃は電車運賃に合わせて決められていたことを。
空を飛ぶ飛行機と線路の上を走る電車はコストが違うのですけど・・・。

JRは、日本国有鉄道が民営化して20年近くなりますが、運賃値上げはしていません。
合理化努力もありますが、国鉄の時代がいかに高いかということです。

飛行機運賃も高いまま国民は支払っていたのです。

電電公社からNTTもしかりです。

郵政の一番の問題は、国民から預かった金を、特殊法人などに、一部の官僚が自由に運用していたことです。

多額の不良債権が発生しています。



真実を知ったら、お金を預ける人はいないと思いますが、国がやってるから安心だと思っているのでしょうね。

郵便事業にしても、インターネット時代に、ハガキ、手紙が増えるでしょうか?
激減すると予測されますね。

国営のままやり続けたらどうなるでしょう? 

一律のサービスを受ける権利をしっかり法律で決めておけば、過疎地は集配しないということには歯止めできるでしょう。

巨大な企業体が、税金を食うか、税金を払う側になるか、そんなことは一目瞭然でしょう。

細かいことを云えばきりがありませんが、国有のままより、民営化が良いに決まっています。

本質の議論を期待したいものです。




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