市川稔の米(マイ)情報

農産物被害も深刻

福島産農産物の価格が暴落。

現在、市場に出回る商品相場が暴落しているというのだ。

今、ネット上では福島産の農産物買い支えようという動きが大きい。

スーパーなどセルフサービスの店舗はPOPに書かれている情報と自分が持っている情報を照らし合わせ買うか買わないか顧客は判断している。

こういう非常時こそ対面販売できる専門店をお勧めしたい。

米は昨年秋収穫し倉庫で保管されているものです。

放射能被害受ける環境ではありません。

それでも店頭販売は売れにくくなっているという。

津波で直接やられた田畑が2万ヘクタールにもなるという。

水源や水路がやられているところもかなりある。

そういう中、減反見直しの声があまり聞かれないことが不思議。

米作りはすでに始まっている。

事故原発の制御不能が更に続けば大きな影響になることがあり得る。

早期の収拾を願うばかりだが、

経営はあらゆるリスクを想定しておかねばならない。


そんな中、

東電の社長が入院した。
震災後も1週間体調不良で休んでいた。
体調悪いことを隠していたと言われてもしかたない。
計画入院と指摘されても反論できないだろう。
現場で働く作業員は下請けや孫請けが多いという。
一日二食で(冷たいインスタント食品)雑魚寝。
現在は会長が指揮。
その会長は地震当日は中国にいた。
恒例のように行われている接待旅行だ。
巨大組織のトップの役割とは?
こういう非常時に冷静に的確に判断し指示を出せるか。
普段はボ~っとしているように見えても、ここ一番という時に
リーダーシップを発揮できるかどうか。

どうやら無理ですな。


もうひとつ、

日本の報道は自衛隊の仕事をほとんど紹介しない。
バラバラになった遺体を収容する。
敬礼し黙祷する。
道路を作り瓦礫を片付ける。
昨日、八戸の米問屋のオーナーと電話で話しました。
「自衛隊の力はすごいよ」
「自衛隊がやってくれなければできない」
自衛隊は食事も排泄も自己完結できる組織。
被害に合われた現地にいる方は自衛隊の有難味をわかるが
多くの国民に伝わっていない。

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