ニッポンの賃金

日本では最低賃金がここ数年上がっているので賃金上昇していると思いがちだが。

パート、アルバイトで空いている時間で働きたいという人達の賃金でありまして。

時給1000円、1日5時間、週４回入ったとします。

これで月にすると8万円。

年間収入96万円。

有給休暇もある。

それにしてもこれはメインに稼ぐ人がいてサブで働くということです。

日経朝刊3月19日１面トップ記事

賃金水準、世界に劣後　脱せるか「貧者のサイクル」（有料会員限定）


要するに、日本は生産性が低いので一人あたり賃金が低いのだ。

長時間働くことが「善」となっていた時代が長い。

年功序列という意味は若い時は低賃金で我慢して働けば年齢が上がればたくさん給料もらえるという仕組み。

なんとなく全体的に成長している時代はそれで良かった。

小生何度も云っている我慢、金融危機が起きた1998年頃から日本はずっと低迷している。

給料は上がらないもの・・・


気が付けば、日本は世界の中でビンボーになっていた。


貧乏は放送禁止用語には入っていないようだ。

（余談ながら、放送禁止用語には笑ってしまいます）


1年前にオーストラリア・シドニーに視察研修で行きました。

業種によって最低賃金違いますが、平日時給30ドル、土曜日は1,5倍、日曜日は2倍もある。

日本は普通の日本人はビンボーになったと実感しました。



人手不足を追い風にすべし！


生産性を上げること

ムダムリムラを無くす努力



5人でやっている仕事を3人に出来ないか？

2人に出来ないか？


そして一人あたりの給料を上げられないか？



店舗のレジ係


無くなる職種に入っていますね。

ユニクロの店舗ではセルフレジ導入している。

まとめて置くだけで瞬時に金額が出るものとかあります。


スーパーマーケットではまだバーコード読み込みしている。

精算だけセルフのところ増えました。

バーコード読みではなく、コンベアに流すだけでOKの機械も出来ているようです。

物流もそうですね。

荷物の積み下ろし。

特製の台車に載せて途中の積み下ろしはなしにするとか。


引っ越し作業は手作業だから困っている(^^)/



どちらにしても、ほとんどの人は仕事をしてお金を稼いでいます。


仕事のやり方をもう一度ゼロベースで考え直してみよう。

ビンボーから抜け出しましょう。