市川稔の米(マイ)情報

TVディナーVSホカ弁・コンビニ弁当

スーパーサイズ・ミーでアメリカの話題になったので続きです。アメリカに初めて行ったのは1978年でした。それはカルチャーショックが大きかったです。

スーパーマーケットやショッピングセンター等の視察が中心です。MMMセミナーといって、マーケティング・マネジメント・マーチャンダイジングの略です。
当時、日本の小売業に質の高い情報を提供していた日本NCRの主催でした。

OHPを使い、会場の照明を落とし、スピーカーにスポット照明があたるようにする。

今では日本でも、プレゼンテーションという言葉を使いますが、その当時は新鮮で驚きましたよ。

その当時から、アメリカでは家庭内で食事を作らないことが増えていると・・・。

TVディナーという冷凍食品が、スーパーで必ず売られていた。

TVディナーとは何ですかと聞いたところ、皿というかプレートに、チキンやポテトなどが盛られていて、そのまま電子レンジに入れたら出来上がり。

テレビを見ながらディナーができるということから、TVディナーであると・・・。

試しに、買って試食しましたが、まずくて食べれませんでした。

日本ではTVディナーという冷凍食品は育ちませんでしたね。

ホカホカ弁当、コンビニのおにぎり・弁当・サンドイッチ。最近では、オリジンのような惣菜チェーン。スーパー内の惣菜売場も充実してきています。

日本では「中食」という分類をしています。

そうです。身近に「できたて」を買える環境にあるから、冷凍食品の「食」が伸びきれないのだろうな。

それにしても、日本でも食事を作らなくなったなぁ

料理は愛情。

平日と休日前あるいは休日で、食のシーンも変わります。



世界に誇れる、日本の食を伝えてゆきたい。


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コメント一覧

市川 稔
コメント有難うございます
力が入っていて、熱のこもったコメントをさっそく投稿してくださって、有難うございます。



日本人は肉食ではありませんでしたね。長い間。



ご指摘のようにそういう食生活で女性は何人も子供を産みました。



やはり、フランシスコ・ザビエルが約450年前に感じた日本人像の手紙をコピペします。



<ザビエルの見た日本>



 「そこで私は、今日まで自ら見聞し得たことと、他の者の仲介によって識ることのできた日本の事を、貴兄等に報告したい。先ず第一に、私たちが今までの接触に依って識ることのできた限りに於いては、此の国民は、わたしが遭遇した国民の中では一番傑出している。私には、どの不信者国民も、日本人より優れている者は無いと考えられる。日本人は総体的に良い素質を有し、悪意が無く、交わって頗る感じが良い。彼らの名誉心は特別に強烈で、彼らにとって名誉が凡てである。日本人は大抵貧乏である。しかし武士たると平民たるとを問わず、貧乏を恥辱だと思っている者は一人もいない。



 彼らにはキリスト教国民の持っていないと思われる一つの特質がある。それは武士が如何に貧困であろうと、平民が如何に富裕であろうとも、その貧乏な武士が、富裕な平民から富豪と同じように尊敬されていることである。また貧困の武士は如何なることがあろうとも、また如何なる財宝が眼前に積まれようとも、平民の者と結婚など決してしない。それに依って自分の名誉が消えてしまうと思っているからである。それで金銭よりも、名誉を大切にしている。日本人同士の交際を見ていると、頗る沢山の儀式をする。武士を尊重し、武術に信頼している。武士も平民も、皆、小刀と大刀を帯びている。年齢が14歳に達すると、大刀と小刀を帯びることになっている。



 彼らは恥辱や嘲笑を黙って忍んでいることをしない。平民が武士に対して最高の敬意を捧げるのと同様に、武士はまた領主に奉仕することを非常に自慢し、領主に平身低頭している。これは主君に逆らうことが自分の名誉の否定だと考えているからであるらしい。日本人の生活には節度がある。ただ飲むことに於いて、いくらか過ぐる国民である。彼らは米から取った酒を飲む。葡萄はここには無いからである。博打は大いなる不名誉と考えているから一切しない。何故かと言えば、博打は自分の物でない物を望み、次には盗人になる危険があるからである。彼らは宣誓によって、自己の言葉の裏付けをすることは希である。宣誓するときには、太陽に由っている。住民の大部分は読むことも書くこともできる。これは、祈りや神のことを短時間で学ぶための頗る有利な点である。日本人は妻を一人しか持っていない。窃盗は極めて希である。死刑をもって処罰されるからである。彼らは盗みの悪を非常に憎んでいる。大変心の善い国民で、交わり且つ学ぶことを好む。



 神のことを聞くとき、特にそれが解るたびに大いに喜ぶ。私は今日まで旅した国に於いてそれがキリスト教徒たると異教徒たるとを問わず、盗みに就いてこんなに信用すべき国民を見たことが無い。獣類の形をした偶像などは祭られていない。大部分の日本人は、昔の人を尊敬している。私の識り得た所に依れば、それは哲学者のような人であったらしい。国民の中には、太陽を拝む者が甚だ多い。月を拝む者もいる。しかし、彼らは、皆、理性的な話を喜んで聞く。また、彼らの間に行われている邪悪は、自然の理性に反するが故に、罪だと断ずれば、彼らはこの判断に諸手を挙げて賛成する。」  ペドロ・アルベ、井上郁二訳「聖フランシスコ・ザビエル書簡抄」より







ちょいと飲みすぎるきらいがあるという記述には笑ってしまいましたが、日本人はアルコールには弱い民族であることも関係しているかもね。



450年ほど前に、どの国の国民より、日本人が優れていると書いています。



宗教の教えがキチンとない国で、国民が秩序ある生活をしていることに感嘆を覚えたのでしょう。



この時代にすでに「米つくり社会」が根付いていたことが推測できるし、平民も武士も貧しいけれど、読み書きもできるし、名誉を重んずるとも。



武士道が形作られる過程でしょうね。





米や穀物を中心に野菜をふんだんに食べるとも報告しています。





ほんと、戦後日本は食の面から占領されましたね。



ちなみに小生は牛乳は飲みません。家内も子供5人も全員ほとんど飲みません。



牛乳は「牛」の乳なのに、なんで人間がガブガブ飲むのでしょうね?





日本ブランドが必ず日の目を見るときがきますよ。



そのための戦略が必要ですけど・・・。





マグス
ご飯は欠かせないですね
http://fallen-angels.bakeinu.jp/


マクドナルドのハンバーガーは食べていてすぐに飽きるけど

お米はいつ食べていても飽きませんね。

というか、なかったらとても困ります。





この前、3日ぶりに食べたお米の味は格別でした。

Unknown
「世界に誇れる、日本の食]
市川さんが言うように「世界に誇れる、日本の食」を少しずつでも伝えていきたいですね。

◆戦後の栄養教育は「和食の否定」だった!

今まで我々は「欧米に追いつき、追いこせ」、そして「欧米的なものには価値があり、日本的なものには価値がない」という色のついたメガネを、知らず知らずのうちにかけてしまっています。

 戦後のわが国について、マッカーサーが日本人に与えようとしたのは、一種の近代教というべき宗教であったといっては過言ではありません。食べ物を中心にすべての欧米的なものを啓蒙されました。 政治家だけでなく、栄養学者といわれ人たち、そしてその教育を受けた栄養士の人たちは、欧米的な食生活を「進歩的」とし、それこそが健康をつくるという教育をしてきたわけです。まさに「和食の否定」をしてきたのが戦後の栄養教育だったのです。

アメリカの「日本への小麦戦略」は 学校給食の拡充、パン産業の育成など、アメリカは初期の市場開拓事業の全精力を日本に傾けました。ターゲットを日本にしぼり、アメリカ農務省からの援助資金を集中させたのです。その結果、日本の小麦輸入量は飛躍的に伸びました。

 特に若い人の胃袋に、小麦は確実に定着したものと理解しています。日本のケースは私たちに大きな確信を与えてくれました。それは、米食民族の食習慣を「米から麦」に変えてゆくことは可能なのだということです。

米国が日本に具体的に行なわれた事業は、キッチンカー(内部に料理台などが取り付けられた大型バス)によって、「小麦食を基本とした料理」の講習会、学校給食のパン導入、パンを焼く職人の育成などでした。そして、それらの事業で行なわれた内容は、「米はいかに悪い食べ物か」を訴えるものがほとんどだったのです。

残念ながら、それは今でもあまり変わっていないのではないのが現状です。

 何かといえば「牛乳を飲みなさい」。もうそろそろこのような考え方から脱皮してもよいのではないでしょうか。日本の成人の間に生活習慣病が蔓延するようになっている今、私たちもそろそろ戦後の栄養学信仰から目を覚ますときではないかと思います。



私もTVディナ-食べました
思い出しました。アルミの容器に入ったもので、大体ガレ-ジの中の大きな冷凍庫に保管してありました。それを家族めいめいが、自分の好きなものをレンジやオ-ブンで暖めて食べるんです。丁度一人用の折りたたみテ-ブルがあってそれを出してソファ-に並んですわりTV見ながら食事って訳でした。終わったら、台所の流しにセットしてある圧縮機で圧縮してポイと出来るように成っていました。中流の中か下級クラスの家でしたが、豊かなのか?貧しいのか?とっても戸惑ったのを覚えています。
ザビエル
昔は子供を10人も産んだ!
「日本人は不思議なほど達者である→ザビエルが日本食を絶賛した理由!

●パプアニューギニアの高地に生活する人たちは、食事の90%以上がサツマイモで、肉や牛乳はほとんど口にしません。それでいて、筋骨たくましくよく働くといいます。日本の長寿村といわれた山梨県の棡原村の長寿者も、肉や牛乳などはほとんど食べなくても、なんら困ることなく重労働をこなしてきた人たちです。また、宗教的理由つまり戒律によって「肉を食べない」という人たちが世界にはたくさんいます。しかし、それらの人たちに特別に貧血が多いとか、がりがりにやせて力仕事もできない、などという話も聞いたことがありません。

●日本の土を踏んだフランシスコ・ザビエル神父が本部あてに出した手紙には、次のように書かれています。

日本人は自分たちが飼う家畜をすることもせず、またこれを食べもしない。彼らはときどき魚を食膳に供し、ほとんど米麦飯のみを食べるが、これも意外に少量である。ただし彼らが食べる野菜は豊富にあり、またわずかではあるが果物もある。それでいて日本人は不思議なほど達者であり、高齢に達する者も多い。したがって、たとえ口腹が満足しなくても、人間の体質は僅少な食物によって十分な健康を保てるものであることは、日本の場合によっても明らかである。

まさに、日本人は肉や牛乳などほとんど口にせずに生きてきたのです。しかも、その歴史は10年や20年ではありません。現在の栄養教育の主張するように、本当に肉や牛乳が健康を維持するために必要なら、とっくに日本人は滅びていてもおかしくはないはずでしょう。

 そして、現在の栄養教育からすれば栄養失調だったはずの昔の母は、子供を10人も産んできたのです。それも特別な話ではなく、ごく当たり前の話だったのです。

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