弊社でも北海道の農家が永くペリカン便だったので影響があった。
ごぼうをおむすび店各店に直送しているからだ。
7月1日前後に各地のセンターで混乱が起きたようで荷物が不明になったものがある。
代品を送り、後から出したものが先に届いたりした。
(結局、クロネコに変更すると経営者は言っていました)
宅配便の普及は日本人の生活を格段に豊かにした。
通販が発達したのも宅配便のおかげと言っても過言ではない。
IT技術がそれを後押しした。
一番最初の壁は運送業務の規制であった。
運送会社が自由に営業所を作れない規制があった。
ヤマト運輸が全国紙に出した広告は今でも忘れない。
全国に届かなければ意味がないのでインフラの整備に何年も何年もかかるし、膨大な設備投資にもなる。
一方、官がやっていた郵便局は全国津々浦々に拠点があるので、その気になれば圧倒的な力になるはずだ。
ところがどっこい。
そうはならなかった。
宅急便の圧勝。
もう、ゆうパック始め競合各社とはかなり競争力で差が付いたのではないか。
他社の皆さんには申し訳ないが。
時間帯指定を取り入れたことは配達効率を悪くする。
同じ地域を時間帯指定が異なれば何度も行き来することになる。
昨日も自宅に時間帯指定の荷物があったが留守にしていた。
ポストに不在者伝票が入っていたが確認したのが19時半頃だった。
丁度その時に宅急便のドライバーから電話が入った。
「今からお届けして大丈夫ですか?」
そういう電話であった。
その数分後に配達された。
担当エリアが小さいのでできる芸当でしょう。
クロネコは担当ドライバーの携帯電話番号が不在者票にある。。
営業所に電話するのとはまったくサービスレベルが違う。
ゆうパックでは留守にしていると不在者票がポストに入っているがその後の対応がまったく異なるのは言うまでもない。
皆さん体験しているのでよくお分かりかと思います。
取り組む姿勢の問題
同じような商品、サービスであっても企業間格差が出ます。
経営陣、従業員がどこに視線を向けているか?
優先順位は?
顧客目線で物事を決める判断であるかどうか。
それが結果的に顧客の信頼を得て数量が増えるという結果につながる。
わが社に置き換えてみたらどうだろうか?
一生勉強です。
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