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市川稔の米(マイ)情報

市川稔が感じたこと、想うことを随時更新します。米の生産、流通、消費、行政など。
グルメ、クルマも。

新米出揃うまでが山

2024年07月30日 05時22分00秒 | Weblog
7月も明日で終わり

猛暑列島になった日本

お米の世界は新米出揃うまでのまさに端境期に入っています

5年産不足気味で市中相場高騰したまま

6年産、一般米の値上がりはかなりのものです
早場米はとんでも価格
10月、11月になり出揃った後の相場がカギです

かなり長いことデフレ経済象徴するように値下げが続いたこともあり

在庫持たず、市中から安く売りもの出た時に玄米を買う
そういう会社が白米の世界でも価格の安さで売り攻勢かけていた

不足気味になるとそういう会社がにっちもさっちも行かなくなり

また、そういう会社から安いからと仕入れていたスーパーマーケット、ディスカウントストア、外食企業、中食企業が仕入困難になり苦慮している

弊社はそもそもそういう世界とは離れた戦略を持っていました

年間販売分の仕入はほぼ決まっています

仕入先、取組先はほぼ決まっています

新しい取り組みで始まるところももちろんあります


今年に入り市中取引の玄米相場上がり、価格で勝負していた会社は複数回値上げしているところも多い

弊社は業務用販売も値上げしていません

得意先、繁盛店の町中華のお店から「お米足りないと報道でやってますが、大丈夫ですか」と電話がありました

年間契約で確保しているから大丈夫ですよと事務で答えた

経営方針はそれぞれの会社自由です

なにがよくてなにが悪いということではありません

何十年に一度あるかないか

そういう時にどう対応できるか?


安定取引、安定供給

農産物を扱うというのはそういうことではないかと

弊社ではそういう方針で臨んでいる



ちまたでは

コメ店頭で購入制限も 94年「平成の米騒動」以来の高値:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB273ZN0X20C24A7000000/

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