市川稔の米(マイ)情報

いよいよ始まる新米の秋

今秋で8月も終わり。

夏のあとは秋がやってきます。

秋のあとは冬になり、冬のあとは春が、春のあとは夏です。

そうして、春夏秋冬が訪れる。

春の来ない冬はない。




秋の来ない夏もない



まだまだ暑いですが、収穫の秋がやってきます。



一般米の相場が暴落しています。


小生の持論で「米は在庫問題」と言い続けています。


農業法人と合弁会社を作り、新規に精米工場を建設し、鳴り物入りで米業界に新規参入した会社があります。

仕入先と売り先を開拓しなければなりません。

モノが無ければ売ることが出来ないが、余れば大損します。

米を大きく扱うということは大きな在庫リスクが存在するということです。


米余りの中、市場では不足していた銘柄米の大量の「売り」が出て業界では驚きでありました。


8月になってからの「売り」は高級銘柄米なので量をさばくのは無理です。

どこから出たとは断言しませんが想像にお任せします。


米はたくさん扱うから仕入が安いとは限りません。

作っている人、生産者直もたくさんあります。


精米工場も数十億円かけた工場とコイン精米所の白米品質にどれだけの差があるでしょうか?


異物除去などの製品品質では大型精米工場のものに分があります。


食味品質では変わらないでしょう。


さて、弊社も26年産の仕込みに入ります。


収穫前に生産者を訪ねて回ります。


9月初めの次男の結婚式終われば動けるかな。


いよいよ新年(米業界の)の始まりです。

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