市川稔の米(マイ)情報

円高

大地震、大津波、原発事故という未曽有の出来事が起きているので忘れられがち。

電力が安価で自由に使えないなど国の体をなしていない。

国外に一部の産業が流失してしまうのではと危惧されています。

それと同時に輸出比率が大きい企業は円高で悲鳴をあげています。

生産体制をすでに世界中にリスク分散している企業は良いが、国内で頑張ってきた企業は限界を超えてます。

昨日はNY市場で1ドル77円台に。

NHKニュース


日銀、懸念を示す。

おいおい、今頃になって懸念とは。

ちょいと緊張感足りないんじゃないの?

NHKニュース


経済無策の政府にも困ったものだ。

企業は自助努力が基本だが、通貨の問題などは大企業といえども一民間企業ではどうしようもない。


輸入は安くなるわけでありまして。

補助を出すなら、ぎりぎり頑張っている輸出関連企業にしたらどうか。

円高は国の力として強い証しでもある。

円高を活かして国力、企業力を高める戦略を。

稼ぐところを強くしなければ国が弱くなる。

弱者に優しい手をさし延ばすには稼ぎを増やさなけれなならないのだ。

この視点が決定的に欠けている。

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