幸せ不幸せはプラスマイナス、ってよく言いますよね。
差し引きゼロになるようになっているんだ、って。
それに関して、私は、そうかなぁ、必ずプラマイゼロになるものでもないと思う、と思っていました。
だって、圧倒的に多くの不幸に出会ってしまったように見えることもあるから。
でも、この間の手相教室に行ったときに先生が何気なくおっしゃっていたこと。
『良いことと悪いことは、息を吸って吐くのと同じ。
息を吸ったら、次は息を吐かなきゃならない。それと同じ』
って。
それを聞いたとき、ひととして、生き物としての与えられた仕組みのようなものを感じられたように思いました。
息を吸ったら、吐く。
それが、自然な姿。
良いこともあれば、悪いこともある。
どっちが善でも悪でもなく、どっちもそのひとにとって必要なこと。
良いことも悪いことも、それがあったから次の必要な事にそのひとの人生が繋がっていく。
そうやって、人生は進んでいく。
それってとても救いがあるように思います。
そして、大きな不幸があるように見えても、その人の「本当」はその人以外誰にも分からない。
自分の人生がどうだったか、それは人生が終わるときに自分で感じられること。
息を吸ったら、吐く。
呼吸のようにひとは自然の理のなかで生きていけるもの。
そして、大きく息を吸えば、きっと大きく息を吐くこともできるんだ、と考えています。
たくさん頑張れば、きっとその頑張りは大きな何かになって自分に返ってくる。
望んだ結果じゃないかもしれないし、思うようにいかないかもしれない。
だけど、その頑張りは多くのこと、多くのひとと自分を繋げてくれることにもなるでしょう。
意味がないなんてことはない。
これからもきっといろんな出会いが待っているんだ、って。
そう思いながら…おやすみなさいしましょ(*´◡｀*)
