大宜味村

今日の捜索訓練は、ら君に教えてもらった大宜味村の山の中で行いました。
木が生い茂る林道なので、適度に日陰があって、下界より随分と涼しいのでした。

が、しかし・・・・
アップダウンのきつい林道でしたので、途中まで歩いて息が上がりまくり。
訓練しながら散策、なんて甘い事を考えていましたが、とてもそんな余裕はないのでした。
おまけに石段、階段が多い道でしたから、まだ体が出来てないちゅらをずっと歩かすわけにはいかなかったので、画像でおわかりのように、おんぶ紐の犬版みたいなものを借りて、ちゅらをぶらさげて歩いていました。
さらに、お尻には荷物の入ったヒップハグ・バッグを携帯していましたから、膝は笑うわ、太ももは悲鳴を上げるわ、いい修行になりました。

で、このスタイルで下山途中でズッコケて、ちゅらをかばって石に肘を痛打！
ひじは腫れています。
満身創痍です。

しかし、なかなかいい場所でしたから、体力つけてまた行くのだ。
でも、おんぶ紐はもうやめよう。

六一〇ハップ

シラミ付きで我が家にやってきたちゅらの治療の為に、教えてもらったムトーハップを買ってきて薬浴させています。
もの心ついた昔から、その名前は知っていたものの、使うのは初めて。
成分を見ると硫黄なんですね。
だからお風呂に入れると、温泉のニオイぷんぷんで、まるで地獄谷のようです。

北海道にいたころは、あちこちに温泉があったのでよく行ったもんです。
キャンプして道内を回ったときも、行く先々でお風呂には不自由しないどころか、キャンプ場近くの温泉めぐりもひとつのイベントでした。
で、道内は火山が多いので、温泉といえばイオウのにおいがつきものでした。

なので、ムトーハップを買ってきて、人間がプチ温泉を楽しんでいます。
花やちゅらには、この気持ちよさはわかるまいなー。

教育

花の手荒な教育が続いています。
ちゅらが来て、はじめ少し凹んでいた花がようやく元気を取り戻し、そろそろちゅらを群れの一員と認めてくれたようです。
なので、やや手荒な花の教育にも、敢えてこちらは口を挟まずにいます。
ま、もっともこちらがちゅらを庇うまでもなく、何をされてもヘコたれない性格なので、心配する必要もないんですけど。

どこに隠していたのか、何日か前にもらった豚の乾燥アキレスを持って、２階から花が降りて来ました。
ちゅらにこれ見よがしに見せて、ダッシュで逃げます。
当然ちゅらは追いかけますが、そう簡単には追いつきません。
そこで、花はわざとゆっくり走って、追いつかせます。
でも、あげません。
取ろうとすると「ガウッ！」と一喝して、ひっくり返します。
さすがに何度か繰り返すと、ちゅらも疲れて飽きてくるので、そんなときは目の前にポトっとアキレスを落として「オラオラ！もっと気ィ入れてやらんかい！」とワンワン煽ります。
懲りないちゅらはこれでまた戦闘モードに突入します・・・・と、こんなことを繰り返しています。

これで一体、どんなコに育つのでしょう？
多少の不安はありますが、もうしばらくは、頼んだよ花ちゃん。

見上げてごらん、夜の星を

梅雨のすっかり明けた沖縄では、完全に夏モードに入りました。
日が暮れた公園などでは、子供たちが花火をして遊んでいます。
ところで、花火と言えば私には忘れられない思い出がありまして・・・・


小学校低学年の頃、何かの工場跡だったという原っぱで、近所の子たちと花火をして遊んでいました。
子供のことですから、手に持って眺める線香花火みたいなものにはまるで興味がなくて、ロケット花火やドラゴンと呼んでいた上空に向かって人の背丈ほど火を噴出すような派手な花火が人気でした。
そのうち一人の子が、小高い築山の上に、２Ｂ弾だか爆竹だか忘れましたが、炸裂する花火を仕掛けました。
パンっ！という音とともにまわりに小石や砂などがはじけ飛びました。
面白くなって、「今度はもっと量を増やすぞー」と再び築山に上っていきます。
私やまわりの子供たちもどれどれと全員覗きにいきました。
地中に半分ほど埋めた、テンコ盛の花火の導火線にマッチで火を付けると、皆がワーっと叫びながら築山を駆け下りました。
そのとき振り返った私が見たのは、花火のそばに一人とり残された兄でした。

兄は乳児の頃、一時心肺停止になるほどの病気に罹り、以来脳性マヒ、いわゆる知恵遅れになりました。
私より４つ年上なので、体は大きくても中身は幼いままです。
友達が遊びにくると、「自分も行く」と言ってよくついて来たものでした。
このときも、久しぶりに近所の子らと遊べるのがうれしくて、夜だというのに一緒に来ていたのでした。

築山の上の「時限爆弾」のそばで、全く事態が飲み込めず、ただニコニコこちらを向いて笑っている兄を見て「えらいこっちゃ」と背筋が凍る思いはしたものの、コマ送りの映像を見ているようで、私の足は動きませんでした。
そのとき、確か私より１つかふたつ年長だった清水君という３兄弟の長男が「危ないっ！」と言うが早いか、いま下ってきた小山を駆け上り、抱きついて両足を踏ん張ると大木を引っこ抜くようにして、自分より大きな兄を持ち上げ、ヨロヨロと連れてきてくれました。

それまで、邪険にされたり、迷惑そうな顔をされることはあっても、兄に対して遊んでいる友達にこんなことをしてもらったことはなかったので、清水君のこの行動は私が生まれて初めて触れた「人の優しさ」だったような気がしました。
今思い出しても、感激するくらいうれしかったのを憶えています。
残念ながら彼は、この半年ほど後に、家族でどこかに引越してしまいました。

いまごろどこでどうしているでしょうか？
清水君のことだから、きっといいお父さんになっていると思うのですが。

AFN

パピーなので、とにかくさみしいのが大の苦手なちゅら。
人や犬がたくさんいて、ワイワイガヤガヤしているほうが落ち着くし、すぐ眠ります。
かといって眠らせるために、日がな一日ケージの横でこちらが大騒ぎするわけにもいきませんから、傍にラジオを置くことにしました。
考えてみれば、花のときにも時計を置いてみたり、ＣＤをかけっぱなしにしたりといろいろやりました。
最近はそんな必要がなかったので、すっかり忘れていましたね。

で、そんなときに重宝するのがＡＦＮ（American Forces Network）です。
日本のＦＭ放送だと、曲と曲の合間にパーソナリティが自分のかなり乏しい体験談などをムリヤリ話題にしたりするので、聴いていると段々イヤになってくるのですが、ＡＦＮはほとんど曲を流しっぱなしで、たまにニュースを読むくらい。第一、聞き取れるわけじゃないから、何を話されようと苦にならないのがいいのです。

日米地位協定にははなはだ納得がいかない私でも、この放送はありがたいです。

懐かしの８０‘Ｓ　ＲＯＣＫを聴きながら、夜１１時から翌朝５時までは大人しくしてくれていたちゅらでした。

55キロと5キロ

今朝方のちゅらは何が気に入らないのか、午前３時すぎから鳴きまくり。
窓を閉めているとはいえ、近所迷惑かな？とヒヤヒヤです。

痛みには滅法強いのですが、さみしいことには全く弱いタイプのようで・・・・パピーだからしょうがないのかな？

画像は、夕べワンコズでお呼ばれしたときの写真です。
５５キロのニューファン・ら君にピトッ！
きっとまだお母さんが恋しくて、夜もこんな風にして寝たいのでしょうね。
その割には、このあとら君の耳をひっぱり攻撃して「な、なんだよコイツ」と煙たがられてましたけど。
まだまだ、気持ちと行動が一致しないちゅらです。

夏だ～

やっと梅雨があけました。

夕方、花を連れて散歩してますとね。
開け放たれた民家の窓から、漂ってくる蚊取り線香のかおり。
どこかから聞こえてくる、三線の音色と歌声・・・・
あぁ、夏だ。

それにしても、私が安眠を得られるのはいつの日か？

肉

年齢のせいでしょうか、ここんとこ食生活というか、食べ物の嗜好が変わってきたような気がします。
若い頃はそれこそ、肉！肉！と動物性たんぱくを求めつづけたもんですが、近頃は野菜の煮物とかサラダとか、あっさりしたものが胃にもたれなくていい！なんて、これも老化ってやつでしょうか？

でも、たまにはドデカイステーキとか食べたくなるんです。
で、そんなときに、家人がワンコ用の肉をフライパンで炒めていたりすると「いいなぁ、人間用の今日の夕ご飯にはお肉はないんだよなぁ、１個くれ！」と言ってみたくなります。
さすがに、もらいませんけどね。

フラフラ

こいつは一体何なんだ？

ＦＴ（フィールド・トライアル）系というよりワイルド系ラブですな。
痛いとか怖いとかいうこととは、無縁なようです。
あと、自分がどれくらいの大きさかという認識もまだありません。

ソファに飛び乗ろうとして、真上にジャンプし、真っ逆さまに落下・・・・
“ひとりバックドロップ”を繰り返しております。
生後２ヶ月ですから、物理の法則を知らないのもやむを得ません。
ですが、大人になっても知らないままだったら、どうしよう？

とにかく私は疲れてフラフラです。　おやすみなさい

パピーちゃん

パピーがやってきました。
ごはん食べて、オシッコして、ウンＰして、ケージに入れると泣きまくり。
今、イビキをかいてやっと寝てくれました。
やはりメッチャハイパーです。
走り回って、部屋中のあちこちに頭をゴンゴンぶつけて、笑っています。
大丈夫でしょうか？

花は敵意こそ見せないものの、愉快ではないようです。
つ、つかれた～