奄美自然観察記

高のフィールドより

番外編2 韓国岳登山(下)

2012-11-09 18:58:31 | 風景


かなり山頂に近くなった韓国岳(からくにだけ)8合目
です。この辺まで登って来ると、1m以上の立木はほ
とんどなくなって、結構風が強くて寒くなってきます。



登山入口から約1時間半、山頂に到着しました。標高
1700mですので、この周辺の霧島山系では最も高い山
になります。名のとおり、山頂からは韓国が見えるとも
伝えられていますが、もちろん実際には見えません。



頂上からみた火口。大昔には噴火していたのでしょう。
火口は直径900m、深さ300mほどもあり、雨が降ると池
ができるようです。



韓国岳山頂付近からみた南西側隣にある大浪池(おお
なみいけ)です。こちらはいわゆる火口湖になています。



韓国岳から下山ルートは大浪池の東回りで降りることに
しました。下山中に季節外れのミヤマキリシマが1輪だけ
咲いていました。




下山して大浪池の方へ行く途中にみた美しい紅葉です。
奄美にはないカエデ類で、真紅の色が目にまぶしい。



こちらは登山道脇に咲いていたリンドウです。奄美で
みられるものより少し大きいようです。



大浪池川からみた韓国岳です。曇っていた天候が一時
的に晴れ間が見え、日が当って美しい山があらわれま
した。



大浪池の周辺を歩いていくと、途中途中のひらけた
場所から大浪池全体が見渡せます。火口湖の内側
には紅葉が広がり、時折日差しが射して美しい。


5年前の今日


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