昨日に続いて、ハンミャ島の話題。奄美南部の島々に分布する
キバナイソマツ(ウコンイソマツ)の花を久しぶりにみていたら、
何やら見かけたことのあるチョウが・・・。そうです、幼虫がソテ
ツを食害することで知られ、近年奄美に入り込んできたクロマダ
ラソテツシジミでした。ハンミャ島にもソテツはたくさんあるので
すが、こんな無人島にまで普通に見られるようになっているとは、
恐るべき繁殖力です。
【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬぬ続きありょうんば、ハンミャ島ぬ話。島ぬふぇぼてぇじあん
キバナイソマツ(ウコンイソマツ)ぬ花ばまれぃまれぃにしゅたっ
とぅ、ぬーがぬにしゃんくとぅぬあんチョウチョぬ・・・。うがしじゃが、
くゎっくゎ虫ぬスゥティチばかみゅんことぅし知らっとぅん、この頃
島ちほっちちゃんクロマダラソテツシジミだりょうた。ハンミャ島も
スゥティチやいっぱいあんじゃが、かしゃんちゅぬうらん島じがれ
ぃだーでんうんにしなとぅりゅんちば、なまうとぅるかひるがてぃい
きゅん力ぬあんチョウチョだりょっか。
一般に外来種は、新天地で生き延びるには生命力と繁殖力が必要です。例えばタイワンリスがそうです。人間に嫌われようと生きるために悪さをします。これは仕方がないことですね。
布域を北方へ広げている種がいます。このクロ
マダラソテツシジミもそうした種のひとつとも
考えられ、人間によって持ち込まれたものとは
必ずしも言えないところもあります。しかし地
球温暖化をもたらしているのも人間の影響によ
るだから広い意味では、やはり「外来種」と言
えるのかもしれません。
ね。失礼いたしました。修正させていただきま
した。