2泊3日の滞在中にみた徳之島での自然。今回は特に
海鳥調査が主だったので、森へは出かけていませんが、
期間中にみた印象的な風景などをご紹介いたします。
徳之島に着いてすぐに出かけたのがこの喜念浜海岸。
3年前にはコアジサシが繁殖していたからですが、今回は
その姿は見当たりませんでした。
車で移動中、犬田布(いぬたぶ)の道路脇で死んでいた
ジャコウネズミ。口が尖っていてモグラに近い仲間です。
徳之島空港隣の浅間海岸。以前植栽されたメヒルギが
結構大きくなりいっせいに花が咲いていました。しばらく
みていると、カワセミがやってきて枝に止まり、餌を狙っ
ていました。
浅間海岸にやってきて鳥以外で特に気になるのが、この
ベニシオマネキ。奄美大島ではだんだんと少なくなってきて
いるので、いつまでも元気な姿を観せてほしいものです。
浅間海岸の陸側のシマグワの葉にリュウキュウムラサキが
止まっていました。奄美大島でも以前はなかなか見られない
迷蝶に近いチョウでしたが、ここでも結構普通にみられるよう
になってきているようです。
徳之島の北側を見渡すと、大きな岩場・トンバラ岩(右側)
目立ち、その後方の水平線上に与路島や加計呂麻島などが
うっすうらと眺められます。
闘牛が盛んな徳之島。ときどきこうした光景を観ることが
できるの徳之島ならではです。
徳之島の亀徳新港の正面にある堤防。瀬渡し船で島を
一周したときには、たくさんのベニアジサシが止まって
いたのですが、定期船で島を離れるときの同じ堤防には
釣り人がいて、残念ながら海鳥の姿はみられませんでした。
5年前の今日