
第12回ウォーキング観察会として、「金松山林道ウォーキング観察会」を行いました。旧国道に集まった参加者は準備運動などをして、朝の9時ごろ出発。

2001年、山の下側の中腹に新しい「新和瀬(しんわせ)トンネル」が出来たため、今はほとんど車も通らない和瀬隧道の中を歩いて行きます。こういう機会でもないとトンネルの中を歩くことはないので、なかなかいい雰囲気でした。

金松山林道を歩いて行くと、眼下に住用町和瀬(すみようちょうわせ)の村や海(太平洋)が見渡せます。風はちょっと肌寒いものの、天気に恵まれて気持ちよく歩くことができました。



上から、きれいに咲いてきたサツマサンキライ、サルトリイバラの仲間でこの時期に咲くのは珍しい。中はクチナシの木で皮がらじられえいるのは、アマミノクロウサギによる食痕です。真新しいのでここ数日の間にかじったのもと思われます。下はアマミテンナンショウで、奄美の固有種です。

色々な植物などを観察しながら、途中昼食や休憩をはさんで林道を下り、約4時間後に出発地点まで戻りました。皆さん、お疲れさまでした。