湯湾岳の山頂付近で赤いイチゴの実を付けていたのは、アマミフユイチゴです。よく似たホウロクイチゴに比べ、実が少し小さく毛も少なく、萼が細長く尖っています。実はいかにもおいしそうですが、どうもあまり甘くはないようです。貴重な固有種なので、もちろん食べるわけにはいかないのですが。春に花が咲き、夏に実が付くアマミフユイチゴ。本州や四国、九州などにみられるフユイチゴは、夏に花が咲き冬に実が付くからフユイチゴ。アマミフユイチゴは少し特殊なようです。
【島口バージョン】(キシゆむた)
湯湾岳ぬ頂上ぼてぇじ、はーさんイショビぬ実ばちきとぅたんや、アマミフユイチゴだりょっと。むる似しゅんイショビ(ホウロクイチゴ)とぅ比ぶぇてぃ、実ぬなありいなさしゅてぃ、ひぎだかいきらかあてぃ、萼や細長さとぅがとぅりょっと。実やむるまっしゃげかんば、てーげあんまり甘さやねんあんぶぇど。でーじな島じしかねん、しじょだりょんかな、当たり前あんば、かみゅんわけにやいかんば。春、花ぬ咲し、夏や実ぬちきゅんイショビ(アマミフユイチゴ)。本州んきゃ四国、九州きゃじにゃあれぃんフユイチゴや、夏、花ぬ咲し、冬実ぬちきゅんかなフユイチゴ。アマミフユイチゴやなありとぅくぅべつにししゅりょっと。