奄美自然観察記

高のフィールドより

実が付いていたイチゴ  アマミフユイチゴ

2022-08-03 17:32:19 | 植物

湯湾岳の山頂付近で赤いイチゴの実を付けていたのは、アマミフユイチゴです。よく似たホウロクイチゴに比べ、実が少し小さく毛も少なく、萼が細長く尖っています。実はいかにもおいしそうですが、どうもあまり甘くはないようです。貴重な固有種なので、もちろん食べるわけにはいかないのですが。春に花が咲き、夏に実が付くアマミフユイチゴ。本州や四国、九州などにみられるフユイチゴは、夏に花が咲き冬に実が付くからフユイチゴ。アマミフユイチゴは少し特殊なようです。

 

10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

湯湾岳ぬ頂上ぼてぇじ、はーさんイショビぬ実ばちきとぅたんや、アマミフユイチゴだりょっと。むる似しゅんイショビ(ホウロクイチゴ)とぅ比ぶぇてぃ、実ぬなありいなさしゅてぃ、ひぎだかいきらかあてぃ、萼や細長さとぅがとぅりょっと。実やむるまっしゃげかんば、てーげあんまり甘さやねんあんぶぇど。でーじな島じしかねん、しじょだりょんかな、当たり前あんば、かみゅんわけにやいかんば。春、花ぬ咲し、夏や実ぬちきゅんイショビ(アマミフユイチゴ)。本州んきゃ四国、九州きゃじにゃあれぃんフユイチゴや、夏、花ぬ咲し、冬実ぬちきゅんかなフユイチゴ。アマミフユイチゴやなありとぅくぅべつにししゅりょっと。

 

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