沖永良部島を訪れた際、立ち寄る場所の一つにこの大山の植物園
近くの池があります。周囲が約30mほどの小さな池なんですが、ここ
にウシガエルが棲みついていて、周年みることができます。ウシガエ
ルは、もともと奄美には生息していなかったカエルで、いつ誰が持ち
込んだのか、今ではここはウシガエルの楽園となっているようです。
池のふちにいても、人の気配を感じるとすぐに水の中に飛び込んで
しまいます。この一匹だけはそっと近づいても逃げず、その大胆不敵
な面構えをじっくりとみせてくれました。
【島口バージョン】(キシゆむた)
沖永良部島ち行きゅんとぅき、寄りゅんどろぬちいちやくん大山ぬ植
物園ぶちぬ池だよっと。ふっさやて~げ30mべりぬいなさん池ありょ
んじゃが、くまなんてぃウシビッキャぬ棲どぅてぃ、年中にゅんくとぅぬ
でけりょっと。ウシビッキャや、むとぅむとぅ島なんてぃやうらんたんビ
ッキャあてぃ、いちたっかむしちゃんかや分からんば、なまやくまが
一番いちゃんどろぬあんべぇじゃ。池ぬぶちなんてうてぃんも、ちゅ
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ゎ近ゆてぃも逃ぎらんてぃ、うん不敵な面構えばゆんまにゃあしぃく
れぃりょうたっと。
低い声で鳴いていました。オットンガエルもそ
うですが、カエルは体の大きさにほぼ比例して
鳴き声の高低も決まっているような感じです
ね。(アマミハナサキガエルは、体が大きい割
には高い声のような気もしますが・・・。)
この蛙は戦時中、食糧が少ない頃、輸入されたと聞いています。それが自然繁殖して今日どこ
にでも見られるようです。鳴き声は100m先ま
で届き低い声でなきます。その割に近くで見る
機会が少なく、このブログでゆっくり拝見しま
した。