無人島・横当島(よこあてじま)は、周囲約10km、面積約3.75k㎡の奄美市から
北西へ約68kmほどの海上に浮かぶトカラ列島最南端の島です。天気のいい
空気の澄んだ日は、奄美大島からでも水平線上に3つの島に並んでみえるので
すが、左側(南西側)2つが実際にはひょうたん島のようにくっ付いている横当島
で、右側(北東側)の島は上ノ根島(かみのねじま)です。
4年前、初めて横当島への渡航を試みて奄美市の港を出発したもの、途中で天
候が急変し引き返さざるを得なくなりました。そして今年7月再び渡航を計画した
のですが、またしても天候が悪く断念。そして、今回三度の挑戦でやっと天気にも
恵まれて渡航が実現、そしてかなり厳しい上陸の条件をクリアして何とか横当島
の東島(中のウガン)の頂上(標高512m)までの登山をも実現することができまし
た。数回に分けて今回の横当島上陸をご紹介いたします。
遠くから見ると、3つの島に見える横当島(左と真ん中)と、上ノ根島(右側)
真ん中にみえる横当島の東島(中のウガン)と呼ばれる高い山(標高512m)。
頂上付近は雲(霧)がかぶっていた。
島が近付くと、オオミズナギドリが時々飛んできました。おそらく上ノ根島で
繁殖しているものと思われます。後ろに見えるのが上ノ根島。
上陸地点を探して横当島の最も低いところを探す。この辺りは横当島の東島
(中のウガン)と西島(下の根)の中間の最も低くて狭いところで、陸地の幅は
約90mほどです。
西島(下の根)を西側海上からみたところ。切り立った上部は植物が覆っています。
横当島のすぐ北側に浮かぶ上ノ根島。西側海上からみたところ。
横当島を西側海上からみたところ。岩盤上部に古い時代に流れた溶岩が固まって
残ったことがはっきりと分かる。
横当島の風景はすばらしいでしょう?
荒々しいがけと 対照的な島の中央部の丘陵部のやさしさのマッチングいいですよね。
この島の近所には「シビの通り道」と呼ばれる透明度30~50メートルのマグロの大群が通過する水路があります。
それと、この島でキャンプすると、テントの外を居るはずのない女性が徘徊しますよ。(確か私が小学生のころに東大の研究グループの手記が載っていて 恐ろしさのあまり予定を早めて退散したとありました)
の話は知っていますし、少し期待もしていたの
ですが、私はどうも好みではないようで会えま
せんでした。
ループのものかははっきりしませんが、小冊子
を読んだ記憶はあります。確かどこかにしまって
ありますが、今はちょっと探す時間がありませ
ん。後ほど探してみたいと思っています。あまり
答になっていませんね、すみません。