スノーモビルくらぶ

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5/3 ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その3)

2006-05-03 23:59:23 | ■クルマ情報

午後一番のレッスンは“適正空気圧のタイヤと低空気圧のタイヤの操作性比較”
◆総合路レッスン

使用するクルマはFit、1台は規定の空気圧、もう1台は規定の半分の空気圧です。設定されたコースはスタートしてすぐにパイロンスラローム、続けて大きく左に旋回、180度旋回したところで8の字スラローム、そして直進、ゴールとなります。正常空気圧車と低空気圧車を交互に乗り比べです。見た目は低空気圧車が明らかにペタンとしているほどではなく、毎日見慣れていれば気にならないレベル。個体差もありますがほっておけば数ヶ月で正常空気圧からこのレベルにはなるとのこと。
ここでインストラクターから着目点のご注意です。「2台のフロントタイヤにはサイドウォールにチョークで目印を塗ってあります。これが最終的にどうなるか見ておいてください」。
乗車の順番が来ました。まず正常空気圧車、クルマのパイロンスラロームなどやったことがないので緊張しましたが、同乗のインストラクターから指示が飛びます。「速度一定にして、そうそう、そのまま。どうですか大体ライン通り行けますよね」。スピードが時速20km程度ということもあってほぼスムーズにゴールです。次に低空気圧車。うっ、スラローム後半になるにしたがい膨らむ、ステアリングを切り増さないと、動作がさっきより随分大きくなる、時速は同じなのにラインは膨らむ膨らむ。
全員終了、さてチョークの目印は・・? 低空気圧車の目印はきれいに無くなっていました。正常空気圧車の目印はまったく変わらず残っています。ということは低空気圧車ではサイドウォールまでしっかり使って走行していた訳で、接地面とは違う弱い部分ですから極めて危険な状態だったのです。空気圧の大切さ、よ~く理解できました。


◆スキッドパッドレッスン

直径110mの円形スキッドパッド。常に水が撒かれており、路面にはタイル状の素材が使われています。そうとう滑りやすい。クルマはマークⅡ(?)レグノ装着車とスニーカー(タイヤ名)装着車の2台です。性能の異なる2種のタイヤを比較試乗するレッスンです。
さっそく清水和夫講師がデモンストレーション。時計まわりにコースイン、徐々にスピードを上げる、ある時点でクルマは遠心力に逆らいきれなくなったように外に膨らむ。それでも周回を続け、すぐにドリフト状態で回り続ける^^;スピン直前でコントロール。見惚れてしまう。解説をしていた川口まなぶ講師が慌てて「あんなことしてはいけませんよ」などと言っていたが、正直ここが一番楽しかった。レグノとスニーカーの違いは滑り出す限界の速度が違う程度にしか理解できなかったが、時速40km前後で滑り出すスニーカーのほうが断然おもしろかった。(注=当然ですが雨の一般路で滑ってはいけません。もちろんスニーカーも40kmで滑り出すわけではありません。もっとも滑りやすいこの試験路で条件をつけて滑らせています。)
デモの後に受講生2~3人づつ清水講師のクルマに同乗してコースを滑ります。いや走行します。外から見るとあんなに早いのに、清水講師の運転操作はゆっくりです。まねできませんが感心しました。現役のレーシングドライバーですものね。

「さあ、いきましょう」と清水さん。
同乗者がデモと同じでお願いします。
というと「あんまりやると怒られるから」
などと言いながら次の瞬間、ドリフト走行
に入ってました。
以前、自動車雑誌NAVIで連載を
やっていた時のとんがった印象とは違い
とても気さくな感じでした。
昨年はニュルブルクリング24時間レース
にインプレッサで出場、クラス2位。
「おめでとうございます」。

清水講師のデモを
川口講師が解説しています。

クルマはほぼ横を向いて
右から左へ走っています^^;







スキッドパッドレッスンの
テントにはKYBさんから
開発の方が来ていてダンパーの
役割を丁寧に説明してくれました。

YAMAHAのスノーモビルはKYBの
ショックアブソーバーを使って
いるのでなんとなく親しみが
わきます^^



盛り上がった(?)スキッドパッドレッスンが終わってしまい、いよいよ最後のウェット路レッスン。時速80kmから急制動、制動距離を測定します。それにハイドロブレーニング現象も体験、「あらあら」です。 (つづく)


ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その1)
ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その2)
ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その4)


74.2


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