太陽のサーカス(CIRQUE DO SOLEIL)“ZED”の開演は舞台ではなく客席から始まる。
注：劇場内は撮影禁止です。フラッシュ等が出演者に危険であることと、著作権の問題です。これは開演前ですが、これも駄目かも・・；
最後まで大切な役割をはたす２人のピエロが会場をかけまわり、そしてZEDが登場して物語は動き出す。
次々と繰り広げられるパフォーマンスを支えているのは大掛かりな舞台構造。
床は何重にも上下し、天井からは空中ブランコなどの吊り下げ機械がダイナミックに降りてくる。
鍛え上げられた肉体、極限まで突き詰められた技術が最高の演技を生み出す。
一歩間違えれば大怪我、さらには半身不随となるような様々な演技は、入念な安全確認から始まる。
綱渡りの綱、揺れを抑えるための補助ロープのフックの取り付けはショーの流れに沿って２度確認される。
最後まで息をつかせぬ極上の演技は何度も何度もアンコールの手拍子に包まれていた。
今回はオーバービュー席で全体を見渡せたが、次はプレミアビューで頭上を駆け回るパフォーマー達の表情を追ってみたい。
日本で初めて常設劇場での公演をする“シルク・ドゥ・ソレイユ”。一見の価値ありです。
