いよいよ夏本番となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか
今回は稲倉棚田の稲の生育状況をお伝えします
まずはこちらの写真をご覧ください。
葉がところどころ白く、まるで枯れているように見えますね
でもこれは枯れているわけじゃないんです。
「イネドロオイムシ」(・・・・地元の人は「どろおい」と呼んでいますが・・・・)によって
葉の葉緑素が食べられているために、白く枯れて見えるのです。
↑写真中央、一番右の葉のやや下の方に黒い粒があるの、わかりますか??
こちらの写真の中央あたりにも見えますね。
これが「イネドロオイムシ」です。
自らのフンで体を覆い隠しているため、泥にまみれたような姿をしていますが、
中にちゃんと白っぽい虫がいます。
日中と夜間の寒暖差が大きいときに多く発生するようですが、
暑くなってくると次第にいなくなります。
稲の生育はこれにより多少遅れますが、収穫量に大きな影響はないため
あまり問題視されていません。
薬剤散布で防除することもできますが、稲倉棚田では減農薬での栽培をおこなっているため
たいした問題でもない虫であることもあり防除はしていません。
一見枯れているように見えて心配になりますが、無事収穫できると思いますので
オーナーの皆さんはどうぞご安心ください
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