アトリエMAYO~モウフの空~

三幣真代(さんぺいまさよ)の作品を、モウフの父が、次々紹介します!

キラキラキラ・・・。

2012-11-29 | モウフファミリーの日記

      
         こうむちゃんは、 にょいほうじゅを 高く上げてにょいほうじゅ あおさんの大切な場所を よみがえらせて
             キラキラキラ・・・ にょいほうじゅから、 が、飛び出しました ところが、フラフラフラ・・・
              が弱くて、うまくいきません。 ただ、かれたはすが、 立ったり しぼんだりを くりかえすだけです
                         
      
                          広夢天女物語~青おにさんのねがい~⑩ 文・絵 三幣真代


あおさんのねがい・・・!!

2012-11-25 | モウフファミリーの日記

     
     そして、日の出まえに、あおさんは、 こうむちゃんを 山おくのはす池に つれていきました。 そこは、花のつぼみさえない、あれはてた池でした。
          あお「ここは、おれが小さいころに、父さんと母さんが 作ったはす池なんだ。  昔は きれいな花を さかせていたんだが、 その美しさのために、
                         人間たちが、 次々とを引っこぬいて、 とうとう かれてしまったのさ。 おれが 直そうとしても、 もう だめなんだ。 
                                お前、 このはす池を 昔のような きれいな花をさかせる池に もどせるか
                                 
                     こうむ「もちろんです ねがい、かなえましょうこうむちゃんは、 げんきに 答えました。
     
                             広夢天女物語~青おにさんのねがい~⑨ 文・絵 三幣真代


               


パクッ!!

2012-11-22 | モウフファミリーの日記

         
                  こうむ「いただきまーす」 こうむちゃんは、青さん作ってくれた 大きな 大きなおにぎりを パクッと食べました。
                                       
        こうむ「うわぁ~。 おいし~。 こんなにおいしいもの はじめて~」 こうむちゃんは、これまでにない ニッコリ笑顔になりました。
        そして・・・こうむちゃんの 小さな 小さなおにぎりを食べていた青さん、その顔を見て、とても 温かい気持ちになりました。
             「・・・。 なぁ。 お前は、本当に なんでもねがいを かなえられるのかこうむ「はい もちろんです 
             「わかったよ。 明日の日の出前に、 おれのねがいを 教えてやるよ。 まぁ、お前にできるかどうか わからないけどな。」
     こうむ「やります わたし、 がんばりますと、いうわけで、こうむちゃんは、その晩、青さんの家に、泊まらせてもらいました。
    
                             広夢天女物語~青おにさんのねがい~⑧ 文・絵 三幣真代


おにぎり!!

2012-11-18 | モウフファミリーの日記

     
                    家に入ると、さっそく青さん、 おにぎりを 作り始めました。   こうむわたしも お手伝いします
      
こうむちゃんも ちょうせん ところが・・・ こうむ「あ、あら あらら けっこう むずかしいですね・・・
                   
        ごはんつぶが、あちこちについて、形、大きさも ふぞろいですが・・・なんとか こうむちゃんも おにぎりが できました。
   
                        広夢天女物語~青おにさんのねがい~⑦ 文・絵 三幣真代
     


幸福の天女 こうむちゃん!!

2012-11-15 | モウフファミリーの日記

      
                    こうむ あおさ~ん まってくださ~いあお 「な、なんだよ まだおれに 用があんのか
                  こうむ わたしは、幸福の天女 こうむです。 助けていただいたお礼に、 あなたのお手伝いをさせて下さい
                                                     思い切って 言いましたが、あおさんは 首を横にふりました。
                                                        あお 
「いいよ。 お前みたいな 小さいやつに 何ができる」 
              こうむ 「あなたのねがいを 一つかなえて さしあげたいのです。」あお 「はぁ おれのねがい そんなものねぇよ。」
                     こうむ 「そんなこと おっしゃらずに、 おねがいしますあお 「いいってばぁ
                           
                         こうむ 「おねがいしま~す」 と、ぐぅぅ~~・・・ こうむちゃんの おなかが 鳴りました。
                 こうむ 「す、すみません・・・。 おなかが すいちゃいました。」 あおさんは、 あきれてしまいました。
                         あお 「しょうがねぇなぁ~。 ちょうど昼めしだ。 おれの家で、何か食わしてやるよ。」
                                           こうむ 「あ、ありがとうございます。」
      
                             広夢天女物語~青おにさんのねがい~⑥ 文・絵 三幣真代