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ニコンZ6Ⅲ

2024年06月03日 | 機材について
噂になりながらなかなか発表されないニコンZ6Ⅲが来週発表されるという噂です。
ニコン「Z6III」は6月10日~6月12日に発表?

Z8やZ9同様の高速機になるようですが、Z8やZ9のような高価な積層センサは使用せず、比較的リーズナブルな価格になると思われます。
カメラのデータの流れを考えて見るとまずセンサにたまった電荷を順次AD変換して読み出し、それを画処理エンジンに転送し、画処理エンジンで処理してCFやSDカードに記録するわけですが、この処理の中で一番遅いところでスピードが決まります。
積層センサはAD変換してデジタル化したデータを一度メモリに保存して、転送スピードに合わせて転送します。つまり読み出してAD変換するまではボトルネックではないわけです。積層センサで高速化されているのはこのAD変換が1画面分完了するまでの時間で、これでローリングシャッター歪みを低減しています。
連写スピードは画処理エンジンの処理スピードで決まり、積層センサの直接の効果はありません。言い換えると連写速度は積層センサを使わなくても、Z8と同程度の連写スピードは得られることになります。ただそのためには積層センサで使われているのと同様な高速読み出し回路と転送回路を持ったセンサが必要です。このようなセンサはキヤノンではR6Ⅲに使われていますが、ソニーでは非積層の高速なセンサは出していませんでした。

ここにきてα7SⅣが6K対応となり、低価格化されるとの噂も出てきました。このようなセンサが量産されるようになったのなら、Z6Ⅲにも同様なセンサが採用される可能性は高いと思います。今ニコンのZ8は$3500、Zfが$2000なのでZ6Ⅲは$2500ぐらいではないかと思うのですが、どうなることでしょう。性能的には画素数の少ないZ8といった内容が期待されます。

もう一機種発表されるという噂もあります。APS-CセンサではすでにフジフィルムのH2S用に、積層センサが採用されているので、こちらを転用するというのは十分可能性があると思います。フジフィルムのセンサはRGBフィルタの配列が独特なのですが、こちらを普通の配列とするのはさほど費用はかからないはずです。この場合Z6Ⅲとあまり価格は変わらないと思いますが、600mm以上の超望遠を必要とする人には受けそうです。


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