昨日は久しぶりに、いくつかの写真ギャラリーを巡ってきました。
新宿のニコンTHE GALLERYで石田美菜子写真作品展「海を庭にしてしまった家」。
ニコンプラザ東京 THE GALLERY 石田 美菜子 写真展 | 写真文化活動 | ニコンイメージング
昭和初期の洋風建築・旧竹田宮別邸(今は北原照久さんのゲストハウスになっています。)を撮影したものです。豊かな海の景色、アールデコ調の美しいた獲物、北原コレクションのコラボレーションは見事で楽しめました。
部屋の角を使った大きな写真は3つの各コーナーでされていて、とても効果的だと感じました。
10月14日(月)まで
こちらはすでに終了してしまいましたが、新宿御苑前のギャラリーシリウスで「贅沢な床 vol.12」
贅沢な床 写真展
12回も続いているグループ展、それぞれ写真活動がしている仲間が集まってショーケースのような写真展を目指したとのことで、各自がそれぞれの個性で展示をしています。
「贅沢な床」の歩みということで、DMとプロフィールを記したB4両面(こちらは4回目)からが展示してありました。メンバーが変わりながらも30年以上継続しているのは興味深いです。
同じく新宿御苑前のトーテムポールフォトギャラリーで福田晴紀「石倉が見える」
Current – TOTEM POLE PHOTO GALLERY
故郷である宇都宮で石倉を撮影した作品。美しいカラープリントとフィルムカメラによるモノクロプリントで構成されています。
フィルムカメラはマミヤRBでアオリ撮影可能なレンズを使って撮影されたということでした。
10月6日(日)まで
銀座のAKIO NAGASAWA Gallery で土田ヒロミ「ウロボロスのゆくえ」
ウロボロスのゆくえ - 現在の展覧会 | AKIO NAGASAWA
「「産業考古学」は、日本の高度成長経済を支えてきた基幹産業の生産現場を記録するシリーズ、それを追いかけるように二年後から開始した「Fake Scape」
は、大都市郊外の国道沿線(主に国道16 号線)に現れていた奇抜で騒々しい意匠デザインの店舗の風景の記録」だそうですがそれらの写真をつなぎ合わせて1枚の写真としています。
2021年にキヤノンギャラリーSで展示されたものですが、今回写真集を発行したのを機に再展示したものです。
写真集はフランス綴じで2つのシリーズを両面に印刷し、半画面分ずつ見るという非常に凝った構成です。
ウロボロスのゆくえ(B) - 土田ヒロミ | AKIO NAGASAWA
土田ヒロミさんは学生時代に「俗神」を購入して以来のファンなのですが、ちょっとこのシリーズは良く判りません。
10月5日(土)まで