こんなことがありました。

趣味の写真に関するブログです。
毎日写真を投稿しています。

OM-1のセンサについて

2022年03月07日 | 機材について
OMDSの新製品OM-1では裏面照射積層センサを採用しています。これは構造としてはキヤノンのR3やニコンZ9と同じです。マイクロ43の弱点だった低輝度時の性能向上が期待されたわけですが、従来機とほとんど変わっていないという記事が出ました。
OM SYSTEM「OM-1」のダイナミックレンジとローライトISOのスコアは「E-M1III」とほぼ同じ

元記事は
https://www.photonstophotos.net/Charts/PDR.htm#Olympus%20System%20OM-1
で、いろいろなカメラでISOを変えてダイナミックレンジの測定をおこなっているようです。
ちょっと気になるカメラのデータと比較してみました。

E-M1mark2とEOS RPは所有しているカメラです。フルサイズの代表としてキヤノンEOS R3とAPSCサイズのニコンZ50のデータも追加してみました。

たしかに従来機種E-M1mark2とほぼ同じ傾向で、設定できるISOが高感度側に増えただけのように見えます。EOS RPはフルサイズですが旧タイプのセンサで性能はR3には及びませんが、高感度側ではE-M1mark2より良好なようです。これは使用していての実感とだいたい合っています。OM-1は高感度性能の向上も謳っていますが、これはセンサー性能というよりはその後の処理技術によるものだと思われます。
ここのデータを見る限りではそもそもセンサ感度の差は、フルサイズとμ43であるものの1段程度とセンササイズほどは無いようです。1段程度であれば画処理次第ですし、手持ちHR処理では複数画像で処理するのでノイズの低減もされるようですので、実力的にトップクラスに匹敵するかも知れません。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022年3月6日 相模原淵野辺本町 | トップ | フォトコン 自由作品の部 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

機材について」カテゴリの最新記事